夏休みや春休みの短期留学でも、英語を話しながらアクティビティを楽しめることから人気のマルタ。
しかし、実は長期留学でもおすすめであることはあまり知られていません。
海外への長期留学となると、英語力アップはもちろん、資格取得や海外進学といった目的のある留学であることがほとんど。
地中海のリゾートであるマルタは楽しそうなイメージが強いですが、真面目に勉強をしたい方の長期留学にもぴったりなんです。
このページでは、長期留学でマルタを選ぶ理由やメリット、そして知っておくべきデメリットを隠すことなくお伝えします。
海外に出て本気で勉強することを検討しており、渡航先候補にマルタをお考えなら、このページは決断に向けてあなたの背中をぐっと押します。
長期留学でマルタを選ぶ理由とは?
長期留学で人気があるのは、アメリカやカナダ、イギリス、オーストラリアなどのいわゆる昔からよく知られた英語圏の国々です。
その理由には、昔からの憧れや今や当たり前になってきた海外大学、または大学院進学、社会人の方であればビジネスプログラムへのご参加などが挙げられます。
マルタ共和国は英語が公用語でありながら、留学先として日本に知られるようになってまだあまり時間が経っていません。
しかし、長期留学に最適である理由がマルタにはあります。その理由とは何なのか、以下の3つをご紹介します。
学費だけでなくマルタでの長期滞在に必要な生活費用が安い
長期留学でマルタをおすすめする理由、1つ目は留学に必要な費用が安いことです。
マルタにある語学学校に支払う学費は、先に紹介した北米や英国、オセアニアに比べ安いです。ただ学費が安い、というだけでなく長期留学の場合、現地で暮らすための生活費も必要ですが、これも他国に比べて安く、全体的な留学費用を抑えられます。
世界中の生活費用が分かるNumbeoによると、日本・東京に比べると生活費が1割程度高くなるものの、北米や英国の人気都市に比べると3割程度、安いことが分かっています。
長期留学を検討する際、留学エージェントに問い合わせをすると学費(授業料や滞在費用、空港送迎費など)が分かるものの、実際に現地で暮らすと毎月どのくらいのお金が必要になるかも考えておかなければなりません。
海外で暮らしてみたいとは思うものの、なにより心配なのはやはり高額な留学費用です。マルタでの長期留学に必要なお金も決して安いものではありませんが、他の国と比べればリーズナブルであることは間違いないです。
長期留学だからこそ心配な費用が安いことが、マルタを選ぶ理由の1つとして挙げられます。
ヨーロッパでも治安が良い国として知られており安心して勉強できる
長期留学にマルタを選ぶべき理由、2つ目は治安の良さです。
マルタ共和国は、ヨーロッパの中でも治安が良い国として知られています。日本の外務省も、凶悪犯罪はほとんどないとしています。
海外留学をする際、留学する本人も治安面が気になるものですが、送り出すご家族・保護者の方のそれ以上に心配をされています。
長期留学中、勉強に集中できることはもちろんですが、毎日を安全に暮らせることも重要です。北米や英国、オセアニアで人気がある都市の多くは大都市であり、やはり治安面がどうしても気になってしまいます。
治安の良いマルタが長期留学先の候補として出てくるのは、治安の良いこともその理由と言えます。
ただし!マルタはヨーロッパをはじめ、世界中から留学生だけでなく観光客も訪れる島国です。全般的に治安が良いとはいえ、一部地域は注意が必要であり、スリや置き引きも残念ながら発生しています。
先にご紹介した日本の外務省も、若者が集まって賑わうパーチャビルなどでは注意するよう記載しているので、長期留学中に遊びに行く場合はくれぐれも注意しましょう。
勉強ばかりでなく気分転換できる材料が揃っている
マルタを長期留学先として選ぶ3つ目の理由、それは気分転換、リフレッシュできる材料が揃っている国だということです。
短期留学の場合、英語レッスンを受けながらマルタでの楽しい毎日を過ごしているとあっと言う間に帰国日になります。そのため、勉強のことで悩むよりもマルタで出来た友達と楽しく過ごすことに集中することがほとんど。
一方、長期留学の場合、これは長期留学経験者の方が誰しも悩むことですが、英語が思ったように伸びないことに苦しみます。マルタ到着後、最初はそれなりの英語で意思疎通が出来て嬉しいものの、1ヶ月も経つと相手が話す英語を聞き取れないことに悩む方が少なくありません。
3ヶ月もすれば耳が慣れてくるものの、次は言いたいことを正しく言えないことに悩み、半年するとその悩みが解決する一方で今度は新聞やニュースが理解できない自分が悔しくてしょうがなくなります。
これらのお悩みはマルタ到着時点の英語力によっても差はあるものの、語学力が計画していたよりも伸びないことに悩む日本人留学生は本当に多いです。
そんなお悩みに苦しんでいるときに、マルタなら息抜きができる環境が整っています。
何かを特別にやるまでもなく、例えば朝、滞在先を出て30分も散歩すれば見えてくるマルタならではの美しい地中を眺めるだけでもリフレッシュできます。
平日はひたすら勉強に打ち込み、週末は学校で出来た友達とセントジュリアンやスリーマに出かけて食事を楽しむの良いでしょう。
さらに、マルタはヨーロッパにある国なので近隣の国々へ格安航空会社を利用し、気軽に旅行に出かけることも可能。
イタリアで美味しいものを食べるもよし、フランスで芸術に触れるもよし、行ってみたいと思っていた国へ安い費用で遊びに行けます。
また、ヨーロッパから学校に来た友達が帰国した後に遊びにいくと、現地を案内してくれたり、ホテルなどを予約しなくても家に泊めてくれたりもします。
長期留学で勉強することは当然、重要ですが、それと同じくらい気分転換することも大切です。マルタなら、そうしたリフレッシュがしやすい環境が整っています。
ここまで、長期留学でマルタが選ばれる理由を3つ、挙げてきました。続いて、長期留学先にマルタを選ぶメリット、それから知っておくべきデメリットについて解説します。
マルタ長期留学のメリットとデメリット
長期留学は、短期留学に比べて「目標」を持って海外に向かう方がほとんど。英会話力アップはもちろん、海外大学、大学院進学の準備やビジネスコースへの参加に向け、TOEFLやIELTSなどの難関試験でのハイスコア取得など、目的は人それぞれです。
そんな海外長期留学でマルタを選ぶメリット、それから考えられるデメリットには何があるのか、ご紹介します。
長期留学になるとマルタは費用がさらに安い
長期留学にマルタを選ぶメリット1つ目は、先にもご紹介した留学費用が安くなる点です。
海外で半年、1年以上の生活を送るには費用が必要ですが、マルタの語学学校の多くは長期留学になると学費(申込金や英語レッスン、ホームステイや学生寮などの滞在、それから空港への送迎など)が非常に安くなります。
長くなれば長くなるほど安くなるため、他の国と比較すると思っていた以上に安くなる可能性大。
もし、長期留学を検討しているなら一度、希望する期間でのお見積りを取ってみてください。マルタならではの特別料金に驚かされるはずです。
近隣のヨーロッパ各国へ安い料金で旅行できる
マルタでの長期留学を選ぶ2つ目のメリットは、近隣のヨーロッパ諸国に格安費用で遊びに行けることです。
マルタ国内にも、ゴゾ島やコミノ島、世界遺産である首都バレッタなどの見所はありますが、ヨーロッパの島国であるマルタには近隣各国からの格安航空会社が乗り入れています。
美術の授業で見た絵画や彫刻を直接見に行ったり、美味しい料理を楽しんだり、感覚的には日本国内旅行と同じように楽しむことができます。
長期留学になれば、何度か旅行に行く機会もあるでしょうし、何よりマルタで知り合った欧州各国からの友人たちのところへ遊びに行くと、現地ガイドをしてくれてホテルを取らなくても彼らの家に泊めてもらえることもあります。
長期留学でヨーロッパの国を選ぶからこそのこうしたお楽しみがあることも、マルタを選ぶメリットと言えますね。
海外大学進学の準備にもおすすめ
3つ目のメリットは、高校を卒業した後に海外大学進学を検討している方や、大学生や社会人で大学院進学をお考えの方の進学準備に、マルタでの長期留学が最適なことをコッソリお伝えします。
日本でも高校卒業後、北米やオセアニア、イギリスへの大学進学を選ぶ方が増えました。しかし、日本の高校生の英語力と、海外進学で求められる英語力には大きな開きがあることが多く、最初はそれぞれの学校の付属校で英語コースに参加させられることがほとんどです。
アメリカやカナダのコミカレ、オーストラリアのTAFEやニュージーランドのポリテクニックはメインコース参加に、英検で言えば最低でも準1級程度の英語力が必要、実際にコースに参加し、内容を理解するにはさらに高い英語力が必須です。
イギリスの場合は、海外の学生が大学に進学するための準備コース(ファウンデーションコースといいます)に参加するのにさえ、IELTSで高いスコアを取得しなければなりません。
これらのアカデミックな英語力を、それぞれの国で勉強すれば当然、現地の学費や生活費が必要になります。中には、この英語コースから抜け出せず、留学費用がかさみすぎてしまい、日本に帰国する方もいらっしゃいます。
そこでマルタでの長期留学の出番です。英語力アップは、なにもそれぞれの国で勉強する必要はなく、マルタの安い費用で英語力をアップさせ、TOEFLやIELTSのスコアを取得し、その後に出願すればカレッジや大学のメインコースのみ、現地で支払うだけで済みます。
マルタの語学学校の多くが、試験対策プログラムも提供しているため、最初は基礎力アップに一般英語コースに参加し、中級以上の語学力が身に着いたところでアカデミック英語コースに参加できるようになります。
マルタでの長期留学で語学力をアップさせ、希望する学士や修士プログラム、ビジネスコースへの参加を目指しましょう。マルタ留学丸わかり!のカウンセラーは、マルタだけでなくその他の国の進学についても経験、知識が豊富です。ぜひ一度、お気軽にご相談ください。
マルタで暮らす人々の英語にはクセがある
続いて、マルタ留学を選ぶ場合のデメリットも包み隠さずご紹介します。1つ目は、インターネット検索をすると見かける「マルタ英語の訛り」について。
マルタ共和国には、公用語として英語だけでなく、マルタ語もあります。また、イタリアが近いこともあり、イタリア語が母語の方も多く暮らす国です。
実際、私もマルタに居た時にお店や街中を歩く人の英語を耳にして「英語っぽいけど違う言葉?」と感じたことも少なくありません。
ただし、この「英語の訛り」についてはマルタに限ったことではなく、イギリスやオセアニア、アメリカでさえ地域によってはクセのある英語が話されています。
しかし、語学を学ぶために留学する場合、英語レッスンを受ける語学学校では標準英語を教えており、毎日、真面目に勉強していれば現地の英語訛りがついてくるのはもっとずっと先の話です。
マルタで語学力を身に着けた後、マルタ大学に通い、学士号取得を目指していると現地のマルタ人とも交流することになるため、いつの間にかマルタアクセントが身に着くこともあり、場合によってはマルタ語を学ぶこともあるでしょう。
しかし、マルタで英語を勉強する長期留学中に、「現地の英語に訛りがあるから自分の英語も訛ってしまうのでは?」と心配する必要はありません。
英語レッスン中に「マルタだとこの単語はこんな発音になるよ」とネタにこそなれ、勉強中に使われることはないので心配しなくても良いです。
広くない島国なので飽きてしまう
2つ目のマルタ長期留学を選ぶデメリット、それは「マルタ共和国は地中海に浮かぶ小さな島国なので飽きる」という点。
これは、その通りです。ただし、長期留学の目的が、語学習得や先にご紹介した進学準備などでなく、海外生活を楽しむこと、なのであれば遊ぶことには飽きてしまう、ということです。
セントジュリアンやスリーマにはおしゃれなカフェ、レストランやバーがいくつも並んでいますが、毎日遊び歩くのなら2ヵ月から3ヶ月もすれば制覇してしまう可能性もあります。
しかし、留学の本題は学ぶことです。目標を持ってマルタに長期留学する場合、息抜きする場所は学校への通学途中、または学校近隣にあるカフェやレストランで十分。
それでも、どかんと息抜きがしたいのであれば、ミラノやバルセロナ、パリへ気分転換の旅行に行くという選択肢もあります。
留学エージェントとして、長期留学中は遊ぶことに悩むより、勉強がうまくいかない、語学力が伸びないことに悩む方が圧倒的に多いです。
長期留学先として勉強に集中できるマルタはおすすめですが、遊び飽きるのが心配な方には向いている国とは言えません。
誘惑が多くついつい遊んでしまう
3つ目のマルタ長期留学のデメリットは、遊びの誘惑が多いことです。
マルタはヨーロッパのリゾート地であり、留学生だけでなく旅行客も多い国。カフェでコーヒーを飲んでいたら声をかけられ、仲良くなったので夜、食事に出かけることもあるでしょう。
また、語学学校に通う留学生の中には短期留学で、英語半分、お楽しみ半分という人も多く、特に夏休み前後は英語レッスン後に一緒に遊ぼうと誘われる機会も多いです。
全てを断る必要はありませんが、長期留学をする場合、自分をコントロールできなければ楽しいことに流されてしまい、勉強がおろそかになりがちです。観光地巡りやレストランでのパーティなどの誘惑に負けず、目標達成に向けて決められた時間、しっかりと勉強するようにしましょう。
留学中の誘惑は、マルタに限りません。大切なのは、自分が何のために日本を離れ、高額な費用を払ってわざわざマルタに来ているのか、それを常に頭に置いておくことです。
マルタ長期留学のメリット、デメリットをお伝えしました。その上で長期留学するならマルタかな、と思っていただけたら、次にご紹介する「留学準備」を進めておきましょう。
マルタへの長期留学前に必要な準備
長期留学には、事前準備が非常に重要です。
マルタを選ぶ場合に必要な準備について、ご紹介します。
3ヶ月以上だと学生ビザ申請が必要
マルタはシェンゲン協定に加盟している国の1つであり、日本人は90日未満(約3ヶ月)までならビザを取得することなく入国、滞在が可能です。
それ以上の期間、マルタに長期留学するには日本を出発する前にあらかじめ滞在ビザを取得しなければなりません。
マルタ共和国は、日本からのビザ申請を
>VFSグローバルに依頼しています。希望する学校への入学申込が終わったら、VFSグローバルでビザ申請予約を行い、必要書類を揃えて手続きを進める必要があります。
マルタのビザ申請方法は別ページにて詳しく解説しています。
生活に役立つアプリをインストールしておこう
長期留学をする際、用意しておくと便利なのがスマートフォンやタブレットで使うアプリです。
マルタ渡航後にしかインストールできないものもありますが、予め日本で用意できるものは現地ですぐに使えるようインストールしておきましょう。
長期留学中に役立つ、おすすめのアプリには以下があります。
- Googleマップ:迷子にならない便利ツール
- WhatsApp:日本はLINEユーザーが圧倒的に多いですが、海外ではこちらがポピュラー
- Tallinja:マルタのバス会社のアプリ、留学中は必ずお世話になるはず
- Wolt:フードデリバリーサービス、日本はUbereats主流ですがマルタではこちらが人気
- Uber:日本での利用者も多い配車サービスアプリ
- Bolt:Uberと同じ配車サービス、海外ユーザーが多いです
- Taxify:迷子になってタクシーを呼ぶときに役立つアプリ
- Go Euro:ヨーロッパ旅行に役立つツール、移動手段や費用も分かります
アプリ開発は常に進歩しているので、マルタ渡航後に役立つものを見つけたらぜひ、マルタ留学丸わかり!にも教えてくださいね。
長期留学をする場合は必ず保険に加入しておく
短期留学でも、必ず加入しておいていただきたいのが保険です。
3ヶ月以上のビザ申請が必要なマルタへの長期留学の場合、ビザ申請時の必要書類に海外留学傷害保険への加入証明書(補償金額最低30,000ユーロ以上)が必要です。
海外ご到着後でも加入できる任意保険はありますが、当然ながら対応言語は英語であり、費用についても先払いした後、払い戻しになるパターンが少なくありません。
日本の海外留学保険は、指定病院なら治療費の支払いも不要、本当に困ったときに24時間、日本語での対応もしてくれます。
大切なこととして、「海外留学保険は、留学のため日本を出発すると、後からの加入はできません」。
マルタでの長期留学中、安心して生活するためにも海外留学保険にはご加入ください。
あらかじめ持っていくお金やクレジットカード
最後は、マルタで使うお金やクレジットカードの準備についてです。
留学質問あるあるですが、「いくらユーロを用意しておけば良いの?」という質問に対して、中高生なら100ユーロから200ユーロ程度、大学生以上は200ユーロ以上を用意しておくと安心です。
ただし、注意点として両替の際、絶対に高額紙幣(50ユーロ、100ユーロ、200ユーロ)では受け取らないようにしてください。
ヨーロッパの小さなお店やスーパーでは、高額紙幣に対するお釣りを用意していないこともあり、5ユーロ程度の買い物をするのに100ユーロ札を出しても断られることがあります。
両替する際は、5ユーロ、10ユーロ、20ユーロに分けて受け取るようにしましょう。
クレジットカードについては、VISAやMasterであれば使えるお店が多いのでこれらを用意しておくと安心です(JCBだと使えるお店が減ります)。社会人やシニアの方の中には、アメックスをお持ちの方もいらっしゃるかと思いますが、こちらもご利用可能ですが、お店が限られる点にご注意ください。
学生の場合、自分名義のクレジットカードを作れないこともあります(高校生を除く18歳以上であれば作れます)。クレジットカードがなくても、生活できなくはありませんが、長期留学の場合、万が一のことを考えるとやはり持っておきたいもの。
ご家族の方のクレジットカードのファミリーカードが作れるようであれば、ご用意いただく方が安心です。
クレジットカードは、特に10代~20代で使い慣れていないと、お金を湯水のごとく使ってしまうことになってしまうのでくれぐれもご注意ください。
ここまで、マルタ留学のメリットやデメリット、出発前に準備すべきことについて解説しました。続いては、マルタ長期留学で選ぶならココ!おすすめの語学学校を3校、ご紹介します。
マルタ長期留学におすすめの厳選3校をご紹介
マルタ長期留学で重要なポイントの1つが、学校選び。
長期留学は必要になる金額も大きく、できるだけ費用を抑え、より良い学校を選びたいものです。
マルタ留学丸わかり!が、長期留学をご検討されている方におすすめの厳選3校を以下、ご紹介します。
費用が安いだけでなくにぎやかな場所にある語学学校ACE
マルタで最もにぎやかなセントジュリアン。そこにあるショッピングセンター内に、語学学校ACEマルタはあります。
おしゃれな校舎で楽しい講師陣と英語を学べるACE、その最大の特徴は長期割引料金です。
留学期間が長いほど費用が安くなることから、長期留学で語学力を伸ばしたい留学生に人気が高い学校です。
大学生におすすめのマルタ大学付属語学学校なら単位履修も可能
マルタでも静かなイムシーダにあるマルタ大学。その学生寮の中にあるのがマルタ大学付属語学学校です。
特に大学生に人気のあるマルタ大学付属語学学校は、一般英語だけでなく、マルタ大学での単位履修プログラムも提供。
休学・認定留学をご検討されているなら、マルタ大学付属語学学校での長期留学を強くおすすめします。
留学生活で困ることがないスリーマの語学学校IELS
最大級のショッピングモールすぐそば、おしゃれなスリーマにあるのが語学学校IELS。
マルタの中でも歴史があり、日本人スタッフの丁寧な対応から評価が高い学校です。
学校のそばにカフェやレストランも多く、英語レッスンが終わったあとも留学生活で困ることがありません。
半年(24週間)および1年(48週間)の留学費用をご紹介
上記、3つの学校に半年間(24週間)または1年間(48週間)の長期留学をすると、費用がどのくらいかかるのか、以下の比較表を作成してみました。
学校 | ACE | MULS | IELS |
---|---|---|---|
半年間(24週間) | €11,810 | €11,826 | €15,613 |
日本円 | ¥1,990,000 | ¥1,993,000 | ¥2,631,000 |
1年間(48週間) | €22,490 | €23,298 | €31,069 |
日本円 | ¥3,790,000 | ¥3,926,000 | ¥5,235,000 |
※上記費用には午前・午後とも英語レッスンとなるフルタイムコース費用、学生寮個室(食事なし)、往路マルタ空港御到着時のお出迎え費用が含まれます。
日本円の計算には2024年11月の海外送金レート(T.T.S)を採用、100の位を四捨五入しています。
ACE、マルタ大学付属語学学校はかなりリーズナブル、一方IELSはちょっと費用が高くなっています。
いわゆる中級レベル、英語の基礎が分かるのであればACE、マルタ大学での単位履修にご興味があればマルタ大学付属語学学校、英語があまり得意ではなく日本人スタッフがいる方が安心という方にはIELSがおすすめです。
上記の料金表をご覧いただく際の注意点として、現地滞在期間、すべてをカバー(24週間または48週間)する滞在費用が含まれています。長期留学の場合、最初の3ヶ月程度は学校が手配してくれる滞在先を利用し、そこに滞在している間に学校で出来た友人とシェアハウスを借りる方が少なくありません。
滞在費用を抑えられるのでおすすめの選択肢なのですが、インターネットを利用して現地到着前にシェアハウスやシェアアパートをレンタルするのは止めておいた方が良いです。
というのも、インターネットで紹介しているお部屋や近隣の様子に関する写真は、良いものばかりを選んでいます。実際に到着して見てみると、壁がぼろぼろだったり、水回りがカビだらけだったりします。
あらかじめ「契約」し、クレジットカードなどで申込金として数ヶ月分の家賃を払ってしまったものの、イメージと大きく違う部屋だったからと返金を迫っても、「契約」してしまっているとお金が返ってこないことも少なくありません、くれぐれも注意してくださいね。
ご紹介した上記の3校以外にも、マルタの語学学校で比較検討をしていて悩んでいる、という方はぜひ、マルタ留学丸わかり!にご相談を。
お悩みを解決し、ぴったりの語学学校やプログラムをご提案します。
長期留学する上での注意点
最後に、マルタに長期留学する場合の注意点を書いておきます。
長期留学あるある、生活に慣れたときに気を抜かないこと
マルタは治安が良く、長期留学先として選ばれていることをご紹介しました。
実際、街を歩いていても不安を感じることはなく、朗らかな人が多いので初めての海外留学にもおすすめの国ではあります。
しかし、マルタも「外国」であり、日本とは違います。
カフェでコーヒーを飲んでいる途中、お手洗いに席を開ける際、カバンをそのままにしてしまうと持っていかれてしまうこともありますし、繁華街で気を抜いているとカバンの中から財布を抜かれることもあります。
マルタ到着直後は、緊張感もあり、気を張っているのでそうした被害には遭いにくいのですが、1ヶ月から2ヵ月ほど過ぎると、マルタがあまりに安全なため日本と同じように気を抜いてしまいがちです。
勉強の合間にお気に入りのカフェに立ち寄って、美味しいコーヒーを飲むときも荷物やスマートフォン、パソコンを置きっぱなしにしたりせず、常に注意を払ってスリや置き引きに遭わないよう、くれぐれも注意してください。
マルタ長期留学まとめ
長期留学になぜマルタ共和国が選ばれるのか、マルタだからこそ得られるメリットやデメリットについて解説しました。
留学費用を抑えて英語力をアップできるだけでなく、ヨーロッパの国々をリーズナブルな費用で訪れることができるマルタ。
おすすめの語学学校と、長期留学に必要な費用もご紹介しましたが、気になるところは見つかりましたでしょうか?
他の国も含め、長期留学をご検討中ならぜひ、マルタ留学丸わかり!にご相談ください。
語学留学だけでなく、海外進学留学についても経験豊富なカウンセラーがご案内します。
マルタ長期留学に関するお問い合わせを心よりお待ちいたしております。
この記事を書いた人
- ヨーロッパ・地中海に浮かぶマルタ共和国の素晴らしさを紹介し、1人でも多くの日本人留学生をご案内したいマルタ留学丸わかり!は、業界最安値を保証します。留学業界10年以上のプロフェッショナルが、語学留学はもちろん、高校生や大学生の海外進学のご相談も承ります!