リゾート地であるマルタで暮らすのに必要な費用を調べてみた

マルタで暮らすために必要なお金について

ヨーロッパのリゾート、マルタ共和国。

語学学校費用が安いこともメリットであるマルタ留学ですが、現地滞在中の生活費はどのくらいかかるのでしょうか。

リゾート留学として人気のハワイは、生活費が高額です。留学するには、学校費用だけでなく、生活費もしっかり準備しておかなければなりません。

同じリゾートであるマルタも、やはり生活費は高くついてしまうのでしょうか。

このページでは、マルタの日常生活に関する情報をご紹介ながら、現地生活に必要な食事や日用品、公共交通機関を利用する場合の交通費といった生活費について解説します。

期間別、マルタで必要な生活費一覧表や留学費用を抑える節約術もご紹介していますので、ぜひ最後までお付き合いください。

目次

マルタで暮らすために必要な生活費とは

暮らしていくためのお金はどのくらい必要?

ヨーロッパのリゾート地であるマルタへ留学するということは、現地で生活をすることを意味します。

海外留学で生活するには、住む、食べる、移動するだけでなく、インターネットの利用や万が一の病気・怪我対策も必要です。

語学学校に支払う費用は、各学校ページやお見積りで具体的な数字を見ることが出来るものの、マルタ渡航後に必要な生活費までは分かりにくいもの。

まずは、マルタで暮らすための費用、生活費における滞在費がどのくらい必要になるのか、見ていきましょう。

学生寮やシェアアパートなどの滞在費用の相場

滞在方法で生活費はどう変わる?

マルタ留学の特徴の1つに、その他の英語圏の国と比べ、語学学校が手配してくれる学生寮やレジデンスでの滞在費用が安いことが挙げられます。

アメリカやカナダ、イギリス、オーストラリアなどの国で学生寮滞在を希望すると、ホームステイの倍以上の費用が必要になることも。

マルタならでは、生活費における滞在費用を種類別に見ていきます。

語学学校が運営するマルタの学生寮やレジデンスの費用相場

マルタ留学で圧倒的な人気を誇る、学生寮またはレジデンス滞在。ホームステイに比べ、ホストファミリーに気を遣うことなく生活でき、語学学校までの距離が近いという特徴もあります。

ロケーションや設備、建物によって費用は変わりますが、2人以上の相部屋なら1週間200ユーロ前後、個室の場合は週あたり250ユーロから300ユーロ必要です。

この費用には、ほとんどの場合、食事が含まれていません。そのため、生活費として別途、食費が必要になります。学生寮には部屋の種類によって室内、または共用キッチンがあるので、そこで自炊します。

また、洗濯も自分自身で行わなければならず、学生寮内や近くにあるコインランドリーを利用しなければならないことを覚えておいてください。

ホームステイを選ぶと生活費はどう変わる?

語学学校に通う場合のもう1つのメジャーな滞在方法がホームステイです。マルタでは学生寮やレジデンスとあまり費用が変わらない反面、語学学校までバスを利用して通学しなければなりません(徒歩圏になることは稀です)。

しかし、ホームステイなら朝・夕食がついており、1週間に1回程度の洗濯もしてもらえます(場合によっては近所のコインランドリーを使うよう指示されることもあります)。

朝食は、パンとジャムやチョコペーストまたはシリアル、バナナなどのフルーツなどの簡単なものであることがほとんど。夕食についてもホストファミリーが料理好きでない限り、冷凍食品が提供されることもしばしば。

肉や野菜たっぷりの食事になることもありますが、頻度はそんなに高くありません。

また、洗濯についてもホストファミリーが指示した場所、指示した時間に出しておかなければ、洗ってもらえないので注意しましょう。

それでも、学生寮やレジデンスに比べれば食費などがかからないことから生活費を抑えることができます。相部屋利用で週200ユーロ程度が相場となっています。

マルタに長期留学するならシェアアパートで生活費を抑えよう

マルタに3ヶ月以上の長期留学をするなら、シェアパートを利用することで生活費を抑えられます。

ロケーションや部屋の広さ、利便性によって金額は大きく変わりますが、学生向けのシェアアパートの場合、月額300ユーロくらいから見つかることもあります。

部屋探しは、語学学校スタッフや学校で出会った友達と一緒に協力してもらいながら、契約前に必ず自分の目で部屋を見ておきましょう。また、日本人留学生にありがちなこととして、契約書の英文読み飛ばしがあります。

部屋と料金が気に入って、細かな契約内容をあまり読まずに契約してしまうと、部屋の下見で気づかなかった水回りのカビ、近所が夜間うるさいなどの問題があっても途中解約できず、お金が戻らないことも。

必ず契約書には目を通し、分からないところがあれば語学学校の講師やスタッフに見てもらい、内容を理解した上で契約金を支払いましょう。

また、家賃とは別に、電気や水道などの光熱費も必要です。使用量にもよりますが、1週間あたり20~40ユーロ、1か月(4週間)なら80ユーロから160ユーロ程度が必要になることもお忘れなく(語学学校が手配する学生寮やレジデンスにも光熱費が別途費用なものもあるのでご注意ください)。

マルタでの生活費における食費や日用品などの物価

日本との物価の違いは?

続いて、マルタでの生活に必要な食費、日用品などの物価について調査しました。

日本と比べ、マルタでの生活費とはどのくらい差があるのでしょうか。

スーパーで販売されている価格と同じ品目を、日本の販売価格と比較できるよう一覧表にしています。

品目 価格 日本円 日本の価格
水2リットル €0.50 ¥82 ¥100
食パン €1.00 ¥164 ¥150
卵1パック €2.00 ¥327 ¥250
牛肉(1キロ) €20.00 ¥3,273 ¥3,000
鳥肉(1キロ) €3.00 ¥491 ¥700
歯ブラシ €2.50 ¥409 ¥300
歯磨き粉 €3.00 ¥491 ¥300
シャンプー €2.00 ¥327 ¥500
ハンドソープ €2.00 ¥327 ¥500

上記金額は、2023年12月時点での海外送金レートで計算しています。

ご覧いただいた通り、マルタの物価は、日本の物価と比べ、ほぼ同じ、または少し安いです。

滞在方法が学生寮やレジデンス、シェアアパートなどの自炊が必要な場合、外食を控え、自炊すると生活費を抑えられます。

1週間のマルタ滞在で外食をせず、スーパーで食材を買い、自炊する場合の必要な食費はおおよそ70ユーロ前後を見込んでおきましょう。

マルタの公共交通機関の利用方法や運賃

マルタでの生活費のうち、移動に必要な交通費について

海外留学をする、ということは「勉強して寝る、食べる」だけではありません。マルタでの通学やお出かけには、公共交通機関であるバスを利用します。

マルタのバスはどのように利用するのか、また運賃がいくらかかるのか、ご紹介します。

移動の基本手段であるバスの利用方法

マルタのバスはMalta Public Transport(リンクします)が運営しており、この会社はゴゾ島へのフェリーも運営しています。

基本ルートは数字の1から、ゴゾ島含めると300番台まであり、その他にXからはじまるマルタ国際空港行きのバス、夜間専用のNからはじまるバスがあり、上記Malta Public Transportサイトでルートや時間を確認可能。

バス停で待っていて乗りたい車両が近づいたら運転手に手を振り、バスを停めます(いっぱいの場合は通過してしまうのでご注意)。

入り口は前のドアから、乗車時に運賃をお釣りのないように用意して運転手に支払いチケットをもらいます。

生活費におけるバスの運賃はどのくらい?

マルタのバス運賃は、夏季6月から10月は2ユーロ、その他の期間は1.5ユーロです。

バスチケット購入後、2時間はどのラインも乗り放題です。なお夜間バス(Nから始まる車両)は、運賃が割り増しの3ユーロになるので注意しましょう。

夏期の2ユーロは用意しやすいのですが、その他の季節の1.5ユーロの支払いに2ユーロを出すと、お釣り銭をもらい忘れることがあります。きっちりお釣りを受け取り、50セントあるか、必ず確認しましょう。

紙幣で支払おうとするとお釣り銭がない、などの理由で乗車を拒否されることがあります。硬貨を常に持ち歩くのも大変なので、便利なバスカードを利用しましょう。

マルタのいろいろなバスカード
  • 12 Single Day Journeys:12回乗車分、15ユーロ
    購入から1年で失効、Nから始まる夜間バスの利用は2回分カウントされます
  • Explore Unlimited 7 Days:文字通り「利用制限なし」、7日間乗り放題のバスカードで大人21ユーロ、10歳以下の子どもは15ユーロ
    バスだけでなくレンタサイクル30分使い放題、水族館入場3ユーロ割引などの特典もついています
  • Explore plus MEEP:同じく7日間の乗り放題、39ユーロ
    Explore Unlimitedのメリットに加え、フェリー2回利用、1回のマルタバス小旅行などの特典があるので2~4週間の短期マルタ留学におすすめ
  • Tallinja Card:いわゆるプリペイドカード、登録費用10ユーロ
    最初に20ユーロのチャージ分の費用は必要ですが、このカードで支払うことで運賃が0.75ユーロになります
    チャージ方法はオンライン、郵便局やその他指定のお店で簡単にできます

上記の各種バスカードは、マルタにある様々なお店で購入することができます。

Malta Public TransportのWebサイトで紹介されているのでマルタ到着後に語学学校スタッフに相談してみてくださいね。

1週間から2週間のマルタ短期留学なら7日間の乗り放題、3週間以上ならTallinja Cardを利用すると良いです。1週間あたり、20ユーロ程度の交通費を生活費としして見込んでおきましょう。

観光地であるゴゾ島やコミノ島へはフェリーを利用

マルタ留学中、一度は訪れることになるのが人気の観光地、ゴゾ島やコミノ島。

これらの場所への移動には、フェリーを利用します。

マルタ北部、セントポールズベイの先にあるチェルケウアのフェリー乗り場から乗船でき、片道約25分程度となっています。

注意点として、ゴゾ島へのフェリーは往路、マルタからの乗船時にはお金を払いません。

ゴゾ島であれこれ見て回り、マルタに戻るフェリーに乗船するときに4.65ユーロを支払うことになります、覚えておいてください。

また、2021年6月からはバレッタとゴゾ島が高速フェリーで移動できるようになりました。

こちらは片道45分、インターネット予約を利用すると往復9.50ユーロ(通常大人価格だと片道7.50)で利用できます。

マルタでのスマホやインターネットなどの通信費

スマホやインターネットを利用するための通信費について

海外生活を送る上で、迷子にならないため、また近隣に何があるかを知るために肌身離さず持ち歩くのがスマホです。

また、英語レッスン後に滞在先で勉強する際の調べものやお出かけのための情報収集にインターネットが必要になります。

これらマルタでの通信費は、生活費においてどのくらい計上しておけば良いのか、確認しておきましょう。

生活費のうちスマホの利用料金はいくら必要?

マルタ留学をする場合のスマホの利用方法ですが、大きく分けて2つあります。

1つ目は、日本出発前にマルタで利用できるSIMカードを購入しておく方法。こちらは1週間、または2週間の短期留学におすすめです。

Amazonなどで販売しているヨーロッパ対応のSIMカードを購入し、出発前に入れ替えておくと、現地到着後すぐに利用できます。

もし、出発準備が間に合わず、インターネットで購入できなかった場合も、日本の国際空港で購入することも可能です。

2つ目は、現地SIMカードの購入です。マルタにはEpic(旧Vodafone)やMelita、GOといったキャリアがあります。

これらのSIMカードを購入し、利用量に合わせたチャージや月額支払いなどの選択肢から、利用方法を選びます。

語学学校によっては、最初の参加費にこれらのSIMカードをくれるところもあるため、ご自身のスマホに入れ替えてキャリアショップに持っていくと、希望額のチャージ(英語でTop Upといいます)をしてもらえます。

スマホの利用額は、個人によって異なります。しかし、せっかくマルタにいるのですから、日本の動画コンテンツやゲームに時間を割かず、英語を話すことに集中しましょう。

Epicなら、9.99ユーロで8GB、200分までの通話(マルタ国内)が可能です。

マルタ留学中に滞在先でインターネットを利用する方法

マルタ留学初日、無事に現地滞在先に到着すると、学生寮やレジデンスで利用できる無料WIFIが用意されているところがほとんどです。

IDとパスワードを確認し、入力すればインターネットを利用できます。ただし、日本のインターネットと比べると通信速度はあまり早くはありません(同じ建物に留学生が多いとアクセスが集中するため)。

語学学校の校舎内にも無料WIFIがあるところが多いので、自習室などを上手に利用しましょう。

また、街中のカフェやレストランにも無料WIFIがあるため、通信速度が速く、雰囲気の良いお気に入りのお店を見つけておくと良いでしょう。

ホームステイの場合、インターネットの利用料金が必要な場合もあります。語学学校からの資料やホストファミリーの説明を確認した上で、インターネットを利用しましょう。

3ヶ月以上のマルタ留学で、シェアアパートを利用する場合、あらかじめWIFIが設定されている部屋もあります。もし、別途インターネット契約が必要な場合は、マルタのプロバイダと契約が必要です。

通信速度などにより、費用が異なるため、英文の説明を必ず読んで予算に合うものを選び、契約を進めましょう。

インターネット通信費は、学生寮やレジデンス滞在なら基本は無料WIFIの利用、シェアアパートで契約をするなら1ヶ月あたり35ユーロ程度が必要です。

疾病や怪我に対する医療費と海外留学傷害保険

怪我や病気の際の医療費と海外留学傷害保険

次は、海外での生活費を考える上で見逃してしまいがちな医療費について見ていきましょう。

マルタで風邪を引いたり、転倒して怪我をした場合、いくらくらいお金が必要になるのでしょうか。

マルタに限らず海外ではすぐ病院には行きません

海外留学を検討する際、ちょっと調べると出てくる情報に「海外で病院に行くと治療費が高い」というものがあります。

日本では、体調を崩すとすぐに病院に行き、医者に処方箋をもらって薬を服用します。なぜなら、診察料が安いから、です。

マルタを含む海外で、医者に診てもらうと診察、治療、薬代が高くなってしまうことから、すぐに病院に行くことはありません。

症状が重ければ、近所にあるかかりつけの診療所(クリニック)で診てもらいますが、基本的には自分自身でドラッグストアに行き、薬を買います。

もし、マルタで体調を崩したら、学校スタッフに相談して、クリニックを紹介してもらうか、効果のある薬を教えてもらいましょう。

トラブルや事故で病院に運ばれたら

軽い発熱、咳が止まらない程度であれば、薬の服用で治まる可能性はあります。

しかし、高熱が出てしまったり、通学途中に自動車との事故に遭い、大怪我をしてしまう場合は別です。

長期に渡る治療や入院、場合によっては手術が必要となり、その場合の医療費は非常に高額なものとなります。

日本出発前に海外留学傷害保険に加入しておきましょう

マルタ留学丸わかり!では、留学手続きをお申込みいただくお客様に強く海外留学傷害保険へのご加入をおすすめしています。

万が一ではあるものの、マルタで大病を患ってしまわれたり、大怪我を負ってしまわれた場合に、安心して病院をご利用いただけるためです。

また、実は海外留学傷害保険に加入しておくと、マルタで体調を崩された際、保険会社に24時間、日本語で相談できるメリットもあります。

安心してマルタ留学を送っていただくためにも、日本出発前に保険へ加入しておきましょう。

語学学校で出来た友達とのお出かけに必要な娯楽費用

お出かけして外食するといくら必要?

勉強しながらマルタで暮らすための生活費をご紹介してきました。

マルタ留学をすれば、世界中から集まる色々な人に出会い、遊びに行くこともあるでしょう。

もし、マルタでお出かけをする場合、娯楽費用はどのくらい必要になるのか、ご紹介します。

マルタで友達と遊びに行くといくらかかる?

マルタ留学中、語学学校で英語レッスンに参加するとクラスメイトと仲良くなります。

仲良くなった友達と、もっと英語で話をするため、ランチやディナーに出かける機会も少なくありません。

マルタで外食する場合、ランチなら最低でも10ユーロから、ディナーなら20ユーロ程度は必要になります。

先にご紹介した食費で考えると、スーパーで食材を買い、自炊すれば1週間で70ユーロで済むことを考えると、外食は高くつきます。


食事だけでなく、お酒を飲むのであれば1杯3ユーロから5ユーロくらいは必要です。

短期留学で、マルタのナイトライフを楽しむことを目的の1つとしているなら別ですが、長期留学をするなら外食する頻度はきちんとコントロールしてくださいね。

タクシーアプリをインストールしておきましょう

もう1つ、特定のお店にお出かけするのに場所が分かりにくいからと、都度タクシーを利用していると交通費が高くつきます。

無駄な交通費を浪費しないよう、タクシーアプリをインストールしておくと良いです。

eCab Maltaは固定料金制、Bolt(Taxify)は変動料金制なので、両方インストールして利用場所に合わせて便利なものを使いましょう。

期間別にマルタで必要な生活費を一覧表にまとめました

短期から長期、期間別の生活費一覧表

ここまで、マルタ留学をする場合に現地で必要となる生活費をご紹介しました。

それでは、実際に留学する期間ごとにどのくらいの生活費が必要なのか、一覧表で見てみましょう。

短期1週間から長期1年までに必要な生活費について

マルタでの生活費用を短期1週間から長期1年まで、分かりやすく一覧表にまとめました。

マルタの語学学校に通う場合に、学生寮やレジデンスを利用、食費は自炊を前提としています。

期間 1週間 2週間 1ヶ月 2か月 3か月 半年 1年
食費 €70
¥11,100
€140
¥22,300
€280
¥44,500
€560
¥89,000
€840
¥133,600
€1,680
¥267,100
€3,360
¥534,200
交通費 €20
¥3,200
€40
¥6,400
€80
¥12,700
€160
¥25,400
€240
¥38,200
€480
¥76,300
€960
¥152,600
通信費 €10
¥1,600
€10
¥1,600
€10
¥1,600
€20
¥3,200
€30
¥4,800
€60
¥9,500
€120
¥19,100
保険費 ¥2,850 ¥6,280 ¥10,870 ¥28,720 ¥38,090 ¥80,440 ¥166,370
総額 ¥15,900 ¥30,300 ¥58,800 ¥117,600 ¥176,600 ¥352,900 ¥705,900

上記以外に、外食や友達とのお出かけ、ゴゾ島やコミノ島へのアクティビティ参加や欧州各国への旅行費用、お土産代が別途必要です。

マルタ留学中、ご自分が予定されている期間ごとに最低でも生活費がどのくらいかかるかを把握するためにお役立てください。

語学学校への参加費用や、国際航空券を含むマルタ留学に必要な費用については以下の別ページでご紹介しています。

マルタ留学に必要な費用を知る

生活費を抑える節約術

賢くマルタ留学する3つの節約術

最後に、費用が安いマルタ留学に参加する上で、できるだけ出費を抑える節約術、3つをご紹介します。

夏休みはマルタ留学に必要な費用が割高になるので要注意

1つ目は、夏休み、6月から9月にかけてのマルタ留学は避けることです。

ヨーロッパで暮らす人々にとってのビーチリゾート、マルタには6月から9月にかけ多くの人が集まります。

この期間は、マルタにある語学学校の多くがオンシーズン費用を加算するため、留学費用が高くなります。

また、日本からマルタへの国際航空券も高くなるため(7月後半から8月半ばが最高値です)、費用重視の場合、夏休みのマルタ留学は避けるべきです。

生活費を抑えるためにも滞在方法にこだわり過ぎない

2つ目は、滞在方法を選ぶ際にこだわり過ぎないことです。

学生寮やレジデンスがホームステイと変わらない金額で利用できるマルタですが、相部屋にするか個室にするかで1週間あたりの費用に差がでます。

もちろん、プライベートを重視し、個室を利用したい、その気持ちは分かります。しかし、相部屋を選ぶことで週あたり50ユーロから100ユーロ程度の違いがあります。

生活費を含め、留学費用を抑えたい場合は、個室指定ではなく相部屋でのご滞在を選択しましょう。

外食を繰り返すと生活費はあっと言う間に底をつく

最後は、外食の回数を抑えることです。

海外留学中に新しく出来た海外の友達と、もっと話したい、一緒に色々な体験をしたいと思うのは当然のことです。

しかし、マルタ留学中に外食すると、生活費に大きく影響します。海外で暮らしていると、ついついタガも外れてしまいがち。

気が付くと週に何度も外食し、気が付けば来週の生活費がなくなってしまうことも。

外食の習慣は、日本での生活も大きく影響します。1人暮らしで、いつも外食に頼りがち、という方はマルタ留学前に自炊する習慣をつけておきましょう。

まとめ

欧州のリゾート地、マルタでの生活費について解説しました。

英語圏のリゾート地であり、留学先としても人気の高いハワイに比べると、日本とほぼ変わらず非常にリーズナブルであることがお分かりいただけたのではないでしょうか。

実際、世界中の生活費を比較できるWorld Cost of Living CalculatiorというWebサイトで、他国と比較してもマルタの生活費は安いです。

マルタ留学は、語学学校の参加費用もリーズナブルですが、渡航後に必要となる現地生活費も安く、間違いなくおすすめです。

海外で英語を身に着けたい、でも出来る限り費用を抑えたい。それならマルタ留学をぜひ、お選びください。

マルタ留学丸わかり!は、マルタを含む、留学に関する小さな疑問・質問にも回答をさせていただいております。

語学学校のお手続きや現地ご到着後のサポートも無料、いつでもご遠慮なくお問合せくださいませ。

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この記事を書いた人

マルタ留学丸わかり!編集部
ヨーロッパ・地中海に浮かぶマルタ共和国の素晴らしさを紹介し、1人でも多くの日本人留学生をご案内したいマルタ留学丸わかり!は、業界最安値を保証します。留学業界10年以上のプロフェッショナルが、語学留学はもちろん、高校生や大学生の海外進学のご相談も承ります!
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