高校生や大学生、社会人からシニアまで老若男女問わず大人気

本当におすすめのマルタ留学

ヨーロッパ・地中海に中心部にある小さな島国、マルタ共和国。

日本人が英語を学ぶおすすめの国としてすっかりお馴染みとなりましたが、マルタ留学の魅力はまだまだ伝えきれていません。

このページでは、マルタ留学のおすすめポイント、とにかく安いと言われる留学費用や、短期3ヶ月までは不要、それ以上でも現地申請で良いビザに関する情報や、おすすめの語学学校についてご紹介します。

留学費用が安いのはおすすめの理由の1つであって、マルタ留学には他にも魅力が溢れています。

過ごしやすい気候や近隣の欧州諸国への旅行など、ご紹介したいことが盛り沢山。

一方、知っておくべきデメリット、注意が必要な点もあります。

マルタ留学と比較されがちな、格安費用で留学できるアイルランドやフィリピンとの比較もしています。

留学先をどこにすべきか、迷っているあなたが、このページを読み終えたときに「よし、マルタに決めた!」と思ってもらえると幸いです。

目次

マルタ留学の基本情報、どんな特徴がある国?

最初に、マルタ共和国がどのような国なのかを簡単にご紹介します。

そもそもどんな国なの?

日本と時差の時差8時間(サマータイム3月最終日曜日から10月最終日曜日は7時間)。

ヨーロッパとアフリカに挟まれた地中海にある、マルタ共和国(Republic of Malta)は人口約40万人の小さな島国です。

ヨーロッパ連合(EU))に加盟しており、通貨はユーロ(硬貨にはエジプト・ピラミッドより古いイムナイドラ神殿、国章が描かれています)であり、公用語はマルタ語と英語です。

1936年から公用語になった英語とマルタ語のうち、マルタ語を母国語とする人が多い反面、ほとんどの人が英語を話せます(イタリア語でのテレビ放送もあるため、イタリア語を話せる人も多くいます)。

こう書くと「英語の訛り」が気になる人もいるのではないでしょうか。

マルタでは基本的にイギリス英語が使われており、イントネーションはアラビア語に近いです。

しかし、語学学校で英語を教える講師陣は訛りのない先生なのでご安心ください。

マルタはノルマン人の占拠、イスラム帝国やスペインの支配、聖ヨハネ騎士団の統治からフランス・ナポレオンによる占領ののち、1815年ウィーン会議でイギリス領になります。

二度に渡る世界大戦で厳しい状況に置かれながらも領土を守ったマルタの人々はのちにイギリス王ジョージ6世に勲章を授与され1964年に自治領として英国から独立、エリザベス2世の君主制から1974年、大統領制のマルタ共和国になりました。

アメリカと旧ソ連(ロシア)との東西冷戦の際にはマルタ会談が行われた場所でもあります。

そんなマルタ共和国で日本人が英語を学ぶため、留学するようになったのはアメリカやイギリスなどに比べればごく最近のこと。

格安費用で英語留学できるヨーロッパの国として現在のような人気となっています。

過ごしやすい気候とおすすめの留学時期について

地中海性気候であるマルタは夏は乾燥してカラっと暑く、冬は比較的過ごしやすいのが特徴。

具体的なマルタの1年間の気温や降水量を調べてみました。

マルタ共和国・年間気温・降水量

マルタ
平均気温
日本
東京
マルタ
最高気温
マルタ
最低気温
マルタ
降水量
日本
東京
1月12℃5℃16℃10℃90mm52mm
2月12℃6℃16℃10℃60mm56mm
3月13℃9℃17℃11℃39mm118mm
4月16℃14℃20℃13℃27mm125mm
5月19℃18℃24℃17℃10mm138mm
6月23℃22℃29℃20℃1mm168mm
7月26℃25℃32℃23℃0mm154mm
8月26℃27℃32℃24℃6mm168mm
9月24℃23℃29℃22℃43mm210mm
10月21℃18℃25℃19℃78mm198mm
11月17℃12℃21℃15℃91mm93mm
12月14℃8℃17℃12℃110mm51mm

マルタも日本と同じく四季があります。

マルタの四季
  • 春:3月から5月
  • 夏:6月から8月
  • 秋:9月から11月
  • 冬:12月から2月

マルタ留学では夏、6月から9月初旬にかけてがベストシーズン。

7月や8月は日中、30℃を超えることもありますが、日本のように湿度がないため、乾燥していて快適です。

冬はイギリスやドイツのように厳寒になることはなく、過ごしやすいものの、気温はしっかり下がります(あたたかくはありません!)。

特に朝晩の冷え込みは厳しく、マルタ留学をする場合にも、防寒用の衣類は必須です。

現地滞在に必要なビザとアルバイトについて

マルタ共和国はEU加盟国であると同時にシェンゲン協定に参加している国であるため、日本国籍であれば90日以内のマルタ留学にビザは必要ありません。

90日以上の長期マルタ留学の場合、日本を出発する前に必要書類を準備して、現地でビザ申請を行う必要があります。ビザ申請に必要な書類は以下となります。

マルタ留学、ビザ申請に必要な書類
  • マルタのビザ申請用紙
  • パスポートサイズの写真
  • ビザレター(通う学校が用意します)
  • 入学許可書、滞在証明書(通う学校が用意します)
  • 学費の支払い証明書(通う学校が用意します)
  • パスポートおよび全ページコピー(空白ページ含む)
  • 日本からマルタまでの往復航空券(Eチケット)
  • 海外旅行(留学)傷害保険証書(英文付保証明書)
  • 英文残高証明書(日本のご利用金融機関(銀行)で発行可、滞在日数x€40以上の金額、ドルではなくユーロでいくらかを記載)
  • 上記口座のキャッシュカードコピー
  • マルタ到着後、現地ATMでお金を引き出したときのレシート
  • ビザ申請費用 €70

マルタの警察署内、ビザセンター(Central Visa Unit)での申請となります。

マルタ留学に必要なビザ申請のサポートは、留学エージェントだけでなく、現地学校スタッフも協力してくれる
のでご安心を。

2024年3月以降、3ヶ月以上のマルタ留学にご参加される場合、ご渡航前に日本国内で学生ビザの申請が必要になるとの情報が現地より届いておりましたが、日本国籍の場合はこれまで通り、現地申請を受け付けるとのことです。

詳しくは、マルタ留学のためのビザについてのページをご一読ください。

また、マルタ共和国では、90日以上滞在(=ビザ申請を行う)する場合、週15時間以上の英語コースに参加して12週間過ぎたら(=13週目以降)、週20時間の制限付きで就労許可を申請、アルバイトが可能です。

大学生の方が休学してマルタ留学をする場合、海外での就労経験を積んでみたいという方も少なくありません。

ぜひ、マルタ留学中にカフェなどでのアルバイトにチャレンジしてみてくださいね。

ただし、申請費用として€280.50が必要であること、申請から就労許可まで2ヶ月程度の時間を要することを覚えておいてください。

いざ留学準備!どんな服装がおすすめ?持ち物は何があると便利?

マルタ留学の基本情報に続いては、準備についてのご案内です。

マルタ留学をする場合の服装について、季節ごとにまとめてみました。

季節別のおすすめの服装
  • 春:日中は暖かく、Tシャツなどの半袖でも過ごせますが、急な冷え込み、朝・晩にそなえ上着を用意しましょう
  • 夏:30℃を超える日もあるマルタの夏は涼しい服装を用意、レストランなどの強力クーラー対策にやはりジャケットがあると良いです
  • 秋:秋の早めであれば夏と同様、涼しい服装で良いですが10月後半以降は日本の秋服と同じものを用意しておきましょう
  • 冬:なぜか「あたたかい」と思われがちなマルタの冬は「寒い」です、しっかり冬の装いを用意して留学しましょう

マルタ留学中、早春や晩秋をまたぐ場合は、冷え込み対策にコートなどを用意しておくと良いです。

続いてマルタ留学であると便利な持ち物を紹介します。

持っていくと便利な持ち物リスト
  • クレジットカード:マルタ留学中に大金を持ち歩かずに済みます
  • パスポートコピー:実物ではなくコピーを持ち歩きましょう
  • 海外旅行(留学)傷害保険証:マルタ留学中の病気や怪我だけでなく、盗難、飛行機遅延にも
  • 辞書:マルタ留学は、電子辞書ではなく、小さなものでも良いので冊子型の辞書を持っていきましょう
  • サングラス:おしゃれのためでなく、マルタ留学中の強い紫外線対策に
  • 医療品・処方箋:慣れない気候で体調を崩すことも、持病がある場合には英文処方箋を
  • 日本の友達、家族やペットとの写真:マルタ留学中に出会う他の国からの留学生との会話のネタになります

パソコンやタブレット、スマートフォンを持っていく場合は、家電量販店で変圧器が必要かどうか、確認しておかなければなりません。

そのまま使える場合でも、マルタ留学中に使用する場合は変換プラグBF型が必須です。

ドライヤーなどは変圧器が必要となる場合が多いですが、変圧器を日本で買うよりも、マルタで安いものを購入した方が便利です。

治安が良く安心して滞在できるのもおすすめの理由

海外へ留学するとき、治安はどうしても気になってしまうもの。

マルタ共和国はヨーロッパの中でも治安の良い国として知られており、全世界レベルでも安心して生活できる国です。

あまりに治安が良すぎることから海外生活をしていても、マルタ留学中についつい気が抜けてしまい、置き引きやスリの被害に合う留学生もいます。

例えば、マルタには特に夏休み期間中、ヨーロッパのリゾート地でもあることから、多くの人が集まります。

カフェやレストランで日本と同じように荷物を椅子の背にかけたり、テーブルに置いたまま席を離れたりすれば、あっと言う間に荷物がなくなることも。

一番危険なのはマルタでの留学生活に慣れる頃、数週間もすると日本と同じ感覚で生活をしてしまいがちです。

荷物は肌見離さず持ち歩く、留学の基本を忘れないようにすれば、マルタ留学は安全です。

マルタはナイトライフも充実しており、クラブやバーへ夜、遊びにいくこともあるかもしれません。

治安が良く安全なマルタでも(これは日本でも同じことがいえますが)、どうしても危険な場所はあります。

マルタ留学中、語学学校のスタッフから近寄らないように指示される場所には、絶対に足を踏み入れないように心がけてくださいね。

マルタ留学のおすすめポイントは費用が安く環境に恵まれていること

他の英語圏より安い!

海外留学を検討する場合、一番最初に気になるのは費用です。

「費用が安い」と言われるマルタ留学だと、実際にどのくらい安いのか、世界各地の人気留学先で必要な費用と比較してみましょう。

語学学校の費用は、どの国・都市にも、格安校から少し高いと感じるところまで様々あります。

そこで、世界各国に校舎を持つ語学学校、EF Education Firstの各校舎で比較をすることにします。

語学学校EFは、英語圏だけでなくその他の国々にも校舎を構え、質の高い語学レッスンを提供、オリンピック・パラリンピックの語学教育にも採用されています。

日本には東京・渋谷にメインオフィスを構え、海外から日本語を学びたい留学生の受け入れ(インバウンド)にも注力。世界各国、いずれの校舎も設備が整っており、参加者は出発前にオンラインでの英語レッスンを受講可能です。

その分、語学学校の費用としては格安ではありませんが、国ごとの留学費用比較をするには最適と言えます。

残念ながら、フィリピン・セブ島には校舎がないため、セブ留学で人気の語学学校CPILSの学校費用を採用しています。

CPILSは、セブ中心部にある語学学校で、参加している留学が英語講師陣を評価します。その講師陣は、学内でより質の高い英語レッスンを提供するため、英語教育法を学んでいることから英語が苦手な日本人留学生も楽しく語学を身に着けられます。

留学費用の比較にピックアップしたのは、語学留学で人気の以下の都市。

英語留学で人気の都市
  • アメリカ・ニューヨーク:世界最大都市の1つ。ロサンゼルスやサンフランシスコと並びアメリカの留学先として非常に人気が高い都市です
  • カナダ・バンクーバー:カナダ西海岸にある大都市、語学留学はもちろん、高校や大学進学、ワーキングホリデーでも人気があります
  • イギリス・ロンドン:イギリスの首都であり、ブリティッシュイングリッシュを学びたい留学生憧れの都市です
  • オーストラリア・シドニー:オーストラリア最大の都市であり、都市部とビーチが近く、暮らしやすさ抜群、ワーキングホリデーで根強い人気があります
  • ニュージーランド・オークランド:自然豊かなニュージーランドの北島にあり、朗らかなキウィと呼ばれる人たちと楽しく英語を学べる都市です
  • アイルランド・ダブリン:マルタと同じようにヨーロッパで英語をリーズナブルに英語を学べるダブリンは、長期留学ならアルバイトも可能
  • フィリピン・セブ島:平日の朝から夜までマンツーマン英語レッスンを受けることができ、学生寮では1日3食、ビュッフェタイプの食事がついています

これらの都市に短期2週間から、長期約1年(44週間)の留学をする場合に必要な費用をご紹介します。なお、学校参加条件は以下です。

留学費用比較表の条件について
  • 2週間、4週間および12週間まではGeneral English 26、週26レッスンのプログラム

  • 24週間(約半年)と44週間(約1年間)はIntensive English 30、週30レッスンのフルタイムプログラム

  • フィリピン・セブ島留学は平日4コマのマンツーマンレッスン+4コマのグループレッスン

  • 滞在方法はホームステイ相部屋、朝・夕食付き

  • 到着時、語学学校EFが指定する各都市の国際空港から、滞在先までの送迎サービス含みます

  • フィリピン・セブ島留学は学生寮2人部屋、1日3食付き(ビュッフェ)、現地滞在に必要な諸費用を含みます

  • 24週間および44週間のオーストラリア留学費用については、ビザ申請に必要な保険費用を含みます
  • 2023年12月時点での最新学校費用、および海外送金レート(T.T.S)を採用、比較しやすいように100円以下の金額を四捨五入しています

世界各国・各都市への留学費用と、マルタ留学費用の比較一覧

留学期間 2週間 4週間 12週間 24週間 44週間
アメリカ
ロサンゼルス
¥334,000 ¥598,600 ¥1,582,200 ¥2,610,000 ¥4,022,700
カナダ
バンクーバー
¥243,800 ¥422,400 ¥1,074,000 ¥1,905,800 ¥2,818,500
イギリス
ロンドン
¥273,000 ¥473,600 ¥1,273,200 ¥2,173,000 ¥3,225,700
オーストラリア
シドニー
¥264,000 ¥458,600 ¥1,186,200 ¥2,110,000 ¥3,222,700
ニュージーランド
オークランド
¥254,800 ¥445,400 ¥1,157,000 ¥1,964,800 ¥3,017,500
アイルランド
ダブリン
¥253,200 ¥441,800 ¥1,121,400 ¥1,965,200 ¥3,117,900
フィリピン
セブ島
¥236,000 ¥324,000 ¥935,000 ¥1,761,000 ※ –
マルタ ¥215,000 ¥369,600 ¥949,200 ¥1,852,000 ¥2,613,700
英語留学で人気の都市で必要な期間別費用比較

※フィリピン・セブ島留学は長期でも24週間、約半年までを選ぶ方が多いため、1年留学の費用は算出していません

英語留学で人気の他都市と比較しても、マルタ留学が安いことがお分かりいただけたのではないでしょうか。

日本で「格安留学」と言えばフィリピン・セブ島、と言われていますが、現地渡航後に必要な滞在申請費用を含めると、マルタ留学の方が費用が安いことが分かります。

(フィリピン・セブ島留学は、学生寮の部屋を個室から相部屋(学校によりますが2~6名部屋まであります)に変えることでもっと費用が安くすることが可能です。マルタ留学丸わかり!でもご案内可能ですので、ご興味をお持ちの場合はぜひ、お問い合わせくださいませ。)

また、カナダ・バンクーバーやオセアニア2校(オーストラリア・ブリスベン、ニュージーランド・オークランド)は、比較的費用が安いものの、マルタに比べると現地生活費が割高です。

マルタに比べるとバンクーバー、シドニーは1.5倍、ニュージーランドは1.3倍の生活費が必要です。

※参照元:World Cost of Living Calculator

ヨーロッパのリゾート地であるマルタ、そこに格安費用で留学ができることは、やはり大きな魅力であり、おすすめのポイントになりますね。

マルタに限らず、留学費用を抑えてご自身の目的に沿った渡航先をお探しならぜひ一度、マルタ留学丸わかり!にお問い合わせください。

マルタだけをおすすめするのではなく、それぞれの国の特徴と併せ、最善の留学プランをご提案します。

美しい地中海に囲まれたヨーロッパのリゾート

マルタ共和国があるのは、ヨーロッパとアフリカに挟まれた地中海。

綺麗な海に囲まれ、可愛らしい建物が並ぶ街並みは海外旅行でも大人気です。

夏になればヨーロッパ中からバカンスを楽しむためマルタを訪れる人で溢れます。

コミノ島のブルーラグーンやイタリア・カプリ島の青の洞窟と並ぶ青の洞門・ブルーグロットなど、マルタ留学中に1度は訪れてみたい観光スポットもあります。

マルタの首都バレッタは街そのものが世界遺産に指定されていることから留学期間中に是非、散策することをおすすめします。

マルタの長い歴史の中で、侵略に対抗するために建設された城壁や、聖ヨハネ騎士団に関する建築物は必見です。

その他にもマルタ島各地にある巨石遺跡郡は、世界史・考古学に興味がなくても訪れる価値のある場所となっています。

マルタ留学中にLCCで欧州各国・各都市への旅行を楽しめる

ヨーロッパには格安航空会社、LCCが多くあります。

ヨーロッパ各国からマルタにも乗り入れており、留学期間中の週末を利用して、非常に安い金額であちこち見て回ることができます。

すぐそばのイタリアをはじめ、フランスやドイツ、スペインにイギリスなど、各国・各都市それぞれに魅力があります。

リーズナブルな民宿やホステルに滞在することで旅行費用を抑えることもできますが、マルタ留学をしているわけですから語学学校で知り合う、それぞれの国からの留学にきている友達のところへ遊びに行くのが一番楽しく、お金も使わずに済みますよ。

日本から旅行をすれば1週間弱でも数十万円以上はかかるヨーロッパ各都市への旅行に、マルタ留学期間中ならほんの数万円で行けるのは、マルタ留学を選ぶおすすめのポイントといえますね。

日本人が少なく留学生の多くがヨーロッパから来ています

海外留学を考えるとき、「できるだけ日本人が少ないところ」を希望する人は少なくありません。

海外留学をしてすぐ、まだ語学が身についていないときに見知らぬ国・都市で同じ日本語を話せる日本人を見つけると、どうしても日本人同士、集まってしまいがち。

短期留学の場合は特に英語授業の合間の休憩時間や、アクティビティの間もずっと一緒にいる、なんてことも。

そうなるとどうしても会話は日本語になってしまい、場合によっては留学期間中、英語より日本語を話していた時間が長かった、という人もいます。

こうした事態を避けようと「日本人ができる限り少ないところ」を希望するのですがマルタはアメリカやカナダ、オセアニア(オーストラリア・ニュージーランド)に比べ、日本人は少ないです。

ヨーロッパや中東、アフリカからの留学生の方が圧倒的に多いため、海外の友達を作りやすい環境であるということもマルタ留学ならではのおすすめポイントになります。

ただし、夏休みには日本からの留学生も増えること、それから日本人が少ないマルタでも語学学校のクラス分けテストの結果、15名前後のクラスメイトのうち3~4人が日本人だった、ということもあります。

これは日本人のほとんどが読み書きは非常に得意な反面、会話テストで恥ずかしがったり、言葉が出てこず初上級~初中級クラスに振分けられるため。

マルタ留学に限りませんが、語学留学をする前に少しでも勉強をしておくこと、それからクラス分けテストの会話力チェックで堂々と話す努力をすること、そうすることで日本人が多いという環境から抜け出すことが出来ます、覚えておいてくださいね。

学生寮やレジデンス、ホテルにリーズナブルに滞在可能

もうひとつ、日本からの海外留学に関するリクエストで多いのが、学生寮・レジデンスでの滞在。

世界各国の語学学校は留学期間中の滞在方法として基本ホームステイ、または学生寮・レジデンス手配を行ってくれます。

ホームステイだとホストファミリーの都合に合わせて生活しなきゃいけない、うまくやっていけないとせっかくの楽しい留学が台無しになるなどの理由のほか、最も大きいものとしてホストファミリーに気を遣いながら生活したくないというものがあります。

ホームステイは現地の生活習慣や文化を学ぶことができ、語学学校以外でもネイティブの言語を聞いたり話したりもできますし、食事や洗濯などもついて費用が安いおすすめの滞在方法なのですが、ホストファミリーの当たり・ハズレがあるのは残念ながら事実です。

学生寮やレジデンスを利用する場合には食事は自炊、身の回りのことをすべて自分で行う必要はありますが、自由に気兼ねなく留学生活を楽しむことができます。

ただ、学生寮・レジデンスでの滞在費用は基本的にホームステイより高く、場所によっては倍近い滞在費用が必要になることもあります。

この点、マルタ留学がおすすめなのは、語学学校の滞在方法として学生寮・レジデンス利用ができるところが多く、費用もホームステイと大きく変わりません。

英語留学を希望、滞在方法に学生寮・レジデンスで自分の時間を持つことができて、かつ費用もリーズナブルなところをお探しなら間違いなくマルタ留学がおすすめです。

マルタ留学を選ぶなら知っておくべき難点、デメリット

知っacておくべきデメリット

マルタ留学には、おすすめポイント・メリットがたくさんあるのですが、留学先として決めてしまう前に知っておくべきデメリットもあります。

リゾート・観光都市ならではのデメリットや、島国ゆえの難点、日本から留学生や高校生、はじめての海外留学をする場合にちょっと戸惑ってしまうこと、これらについて紹介しておきます。

一番のおすすめのシーズン、夏休み短期マルタ留学は安くない?

マルタ留学は費用が安いのでおすすめ!というお話をしたのですが、実は一番おすすめの夏休み期間、留学費用が高くなります。

ヨーロッパから多くの人が集まるリゾート地マルタはベストシーズンの夏にピークを迎えます。

日本でも大型連休や年末年始、旅行代金が高くなるのと同じです。

マルタにある各語学学校も、夏の間、6月~9月は滞在費用に追加料金が発生します。

学校によっては授業料にまで追加費用が発生するところもあるため、特に夏休みにマルタ留学をお考えの場合には事前に必ず費用見積を依頼して金額を確認することを強くおすすめします。

費用が高くなる、といってもどのくらい割高になるか分かりませんね。

留学費用で紹介をした語学学校ECマルタ校の夏休み期間、追加費用がどれくらいかかるのかご案内します。

語学学校ECマルタ校、通常期と夏休みの留学費用の違い

留学時期 通常期 夏休み(6月~9月)
申込金 €50 €50
コース費用 €270 x 4 週間 = €1,080 €280 x 4 週間 = €1,120
教材費 €7 x 4 週間 = €28 €7 x 4 週間 = €28
滞在手配費 €35 €35
滞在費用 €325 x 4 週間 = €1,300 €510 x 4 週間 = €2,040
往路空港出迎費用 €25 €25
現地銀行着金手数料 €20 €20
エコタックス €5 €5
合計 €2,543 €3,323
日本円 ¥416,000 ¥544,000

ご覧の通り、はっきり言って夏休み期間のマルタ留学費用は、決して「安い」とは言えません。

ただし!マルタの語学学校の中には8週間以上留学することでこの夏期割増料金がかからないところもあります。

短期マルタ留学よりも費用が安くなることもあるので、是非一度、マルタ留学丸わかり!にご相談ください。

島国なので、そんなに広くないんです

マルタ共和国は日本と同じ島国です。

東京23区の半分程度、とそんなに広い国ではありません。

短期留学で英語を勉強しながら、放課後・週末にマルタのあちらこちらを見て回るには十分お楽しみいただけるのですが、半年や1年間の長期留学となると問題が出てきます。

マルタでの生活に「飽きて」しまうんですね。

マルタは主要観光名所を全部見て回ってもビザが必要ない12週間、約3ヶ月もあれば十分。

留学の目的にもよりますが、英語の勉強半分、残り半分はヨーロッパの文化や生活を楽しむための長期留学には、マルタはあまり向いていません。

逆に学校費用だけでなく、生活費用も安いマルタで海外進学のための英語力アップ、IELTSスコア取得などを目指すのであればマルタ留学は絶対におすすめです。

もしあなたが、長期の英語留学で語学も、現地文化も学びたいのであればマルタ留学+その他の国との組み合わせ、2か国留学がおすすめです。

英語の勉強がどうも苦手で基礎力からアップしながら長期留学をお考えなら、格安フィリピン・セブ島でのマンツーマン英語留学で基礎力アップ、その後マルタで中級以上の語学力磨きをすれば留学費用をぐっと抑えた2ヶ国語留学も可能です。

その他人気なのがイギリス留学と組み合わせた2か国留学。

マルタ留学はビザなしで最長3ヶ月滞在可能ですが、イギリスは事前ビザ申請なしで最長6ヶ月まで留学できます。

留学費用の安いマルタで基礎力を身につけ、イギリスでIELTSスコアアップを目指してみてはいかがでしょうか。

行くまでが大変、日本からの直行便はありません

マルタ留学は日本人留学生が少ないのですが、その理由のひとつとして日本からマルタへの直行便がないことが挙げられます。

日本からマルタへ行くにはヨーロッパいずれかの都市、または中東での乗り継ぎが少なくとも1回は必要です。

航空券費用が安いのは中東、ドーハやアブダビなどの都市で乗り継ぎとなるのですが、費用が安い代わりにマルタ到着までにかかる時間が長くなります。

ヨーロッパのいずれかの都市で乗り継ぐ場合には、マルタに到着するまでの時間は短くなるものの、別の問題として広大な空港で乗り継ぎをしなければならなくなります。

ロンドン・ヒースロー空港や、パリ・シャルルドゴール空港、アムステルダム・スキポール空港などは非常に広く、乗り継ぎ時間を確認しながら、次のゲートまで走っていかなければならないことも。

旅行に慣れている人なら良いのですが、中学生や高校生、はじめて海外に行く人には大変なことです。

今やオンラインで誰でも簡単に国際航空券を購入することができますが、マルタ留学をする場合には留学エージェントに学校やコース選びとあわせて、お乗り継ぎに便利なフライトを厳選してもらった方が間違いなく良いです。

格安航空券の中には乗り継ぎ時間が24時間以上のものや、逆に極端に乗り継ぎ時間が短く、国際線の飛行機に乗り慣れていない人でなければ乗り継ぎできないようなチケットもありますので、くれぐれも注意するようにしましょう。

比べて決めよう、マルタ留学とその他の国との違いについて

他の英語圏と比較してみる

語学学校EFマルタ校と、その他の国・都市にある校舎で必要になる留学費用を比較してみましたが、他にも安く留学できる国はありましたよね。

同じように留学費用が安いなら、マルタにこだわる必要がないのでは?

そうお考えのあなたへ、マルタ留学とその他の留学費用がリーズナブルな国・都市を比較し、その違いをご紹介します。

マルタ留学と同じく費用が安いマンツーマン主体のフィリピン

最初にマルタと比べる留学先はフィリピン。

日本からわずか4時間で行くことができ、格安費用で留学できる国です。

フィリピンの語学学校の多くがマンツーマン英語レッスンを主体としていて、1対1で分からないことがあればすぐ質問できること、これは日本人にとって何より嬉しいおすすめポイントです。

また、滞在方法は、学校敷地内にある学生寮、通学時間というものが存在しません。

朝起きて、1日3食、ビュッフェタイプで提供されるご飯を食べたらすぐ勉強、お昼を食べてまた勉強、夕飯が終わったらまた勉強、と平日はひたすら英語漬けの日々を送ることができます。

学校から外出するのは週末ですが、物価も安く、タクシーも格安料金で利用可能。

さらにマルタと同じくリゾートとしても人気がある国であり、セブ島では無人島巡りやジンベイザメとのダイビングが楽しめます。

そんなフィリピン留学のデメリット、それは母国語が英語ではないこと。

公用語として英語は使われていますが、フィリピンの人々にはそれぞれ、タガログ語をはじめとする言語をもっていて街中で英語が飛び交う、ということはありません。

フィリピン留学では学校費用として授業料、滞在費用(学生寮・食費)も含まれていて非常に安いのですが、実はその他に就学許可申請費や滞在期間に合わせたビザ費用、外国人登録費用に光熱費が別精算となっています。

暑いフィリピンで寝苦しい夜にエアコンを利用していると、電気代が非常に高いフィリピンでは大変なことになります。

フィリピン・セブ島留学の場合にはしばしば起こる停電に悩まされることもあるため、暑がりな人にはおすすめしません。

また、マルタはヨーロッパからの留学生が多いのに対し、フィリピン・セブ留学の語学学校で見かけるのはほとんどが日本人、または韓国人です。

色々な国の友達を作りたいなら、マルタ留学の方がおすすめですね。

同じヨーロッパにあるアイルランドとマルタの違い

マルタはヨーロッパ、地中海にある国ですが、イギリスの西にある同じ島国、アイルランドも留学費用は比較的リーズナブルです。

イギリスと同じくパブ文化を持つアイルランドはギネスビールでもよく知られており、ケルト文化を味わうことができる場所です。

留学先として人気なのはダブリン、博物館や大学(トリニティカレッジ)など見どころも多く、アイリッシュパブで地元の人と一緒に飲むビールは格別です。

マルタと同じく、日本からは乗り継ぎが必要であり、日本人留学生は少なめ。

格安航空券を利用してヨーロッパ各地への小旅行が楽しめるのも、マルタ留学と同じく、アイルランド留学の大きなメリットの1つです。

ビザに関しても、必要書類を用意して現地で申請でき、アルバイトができることもマルタと同じ、アイルランド留学のおすすめの点になります。

アイルランド留学でも良さそう、なのですが、アイルランド留学にも困ったところ、デメリットがあります。

まず、冬がちゃんと寒く、日本・東京と同じくらいです。マルタに比べると冬の寒さが厳しいため、寒さが苦手な方はマルタ留学の方がおすすめ。

それから、アイルランドの生活費の高さも知っておくべきデメリット。短期留学であれば学校手配のホームステイ、または学生寮で良いのですが、長期アイルランド滞在をする場合、部屋探しに苦労します。

家賃が高く、トータルで考えると留学費用がマルタ留学よりも高くなることがあります。

カナダと比べるとマルタ留学にはどんなおすすめポイントがある?

ヨーロッパから離れて今度は北米、カナダも実は留学費用がリーズナブルな国のひとつ。

国土が非常に広く、人気留学先のバンクーバーからカナダ最大の都市、トロントでは気候も全く違います。

カナダは、ビザを申請しなくても日本国籍なら6ヶ月まで滞在することができます。

日本からは語学留学だけでなく、高校進学やコミュニティカレッジ・大学などへの進学でも人気ありますね。

マルタ留学と比較した際のメリットとして、コミュニティカレッジや大学への進学留学なら卒業後、就労できるチャンスがあること。

最長2年間、フルタイムで働くことができ、その後に永住権取得も目指せる国です。

その一方で、日本人留学生が多いのも特徴として挙げられます。

夏休みや春休み、バンクーバーの街角を歩いていると日本語が聞こえてくる、なんて言われたりします。

将来を見据えて海外で働きたいならおすすめの国、カナダですがコミュニティカレッジや大学入学には非常に高い英語力が求められることをお忘れなく。

カナダと比べると、マルタ留学はアイルランドと同じく冬の寒さが厳しくない(トロントは冬だとマイナス30℃になることも!)こと、それから学生寮での滞在費が安く、生活費用もカナダに比べると安いです。

南半球・大自然で人気、ニュージーランド留学のおすすめポイントとは?

今度は南半球、ニュージーランドとマルタ留学を比較してみます。

人間より羊が多い(実は牛の方が多いです)と言われる国、ニュージーランドは北島・南島に分かれており、最も大きな都市オークランドは北島にあります。

大学やポリテクニックを目指す進学目的の留学でも人気のあるニュージーランドは、カナダと同じく高校生の留学でも大人気。

ちょっと街から出れば広がる大自然に囲まれており、留学費用も同じオセアニアにあるオーストラリアと比べるとかなりリーズナブルです。

学生ビザを取得すれば条件付きですがアルバイトも可能、進学留学で大学を卒業すれば就労許可が申請できるのも嬉しいですね。

ニュージーランドは、マルタと同じ3ヶ月まではビザ不要なのですが、長期留学で学生ビザを申請する場合、日本を出発する前に申請手続きを済ませておかなければなりません。

また、自然が豊かなのは間違いないのですが、言い方を変えれば田舎なところがニュージーランドのデメリット。留学中に都市的な生活をしたい場合は、ニュージーランドをおすすめしません。

また、生活費がマルタ留学に比べると割高なため、長期留学をご検討される場合は注意が必要です。

マルタ留学丸わかり!では、必ずしもマルタ留学をゴリ押ししたりすることはしません。留学をご検討中の方に英語力や、留学目的、どんなことをしてみたいかをじっくりお伺いした上で、本当におすすめの留学先をご案内いたします。

マルタ留学するならココ!おすすめの語学学校厳選3校をご紹介します

マルタ留学の特徴やメリット、デメリットをふまえ、留学先として選んだら、次は学校選びです。

世界の留学費用を比較するのに採用した語学学校EFマルタ校の他にも、マルタにはバレッタやセントジュリアン、スリーマといった都市を中心に多くの語学学校があります。

その中から、おすすめの語学学校を3校、ご紹介します。

各学校の簡単な紹介をご覧いただいて面白そうな学校なら学校詳細ページへ進み、提供している様々な英語コースや、それぞれの特徴、留学費用を確認してくださいね。

あなたの本当に行きたい、マルタの語学学校またはプログラムがきっと見つかるはずです。

世界展開をしているおすすめのECマルタ本校

ECマルタ校top

留学費用の比較でも紹介をした語学学校EC English Language Schools

世界各地に校舎を持つECの本部がこのマルタ校であり、マルタの中でも最大規模の語学学校となっています。

たくさんのお店やレストランが立ち並ぶ、マルタの繁華街セントジュリアンに語学学校ECマルタ校の校舎はあります。

英語の読み書き、聞き話す基本の力を身につける一般英語コースをはじめビジネス英語、IELTS・ケンブリッジ英検などの試験対策に加え、50歳以上の方のみが参加できる特別プログラムも提供しています。

ECマルタ校の詳細情報

英語初心者でも安心、日本人スタッフのいるおすすめの語学学校IELS

IELStop

語学学校IELSがあるスリーマは、夜もにぎやかで大きなショッピングモールもある場所です。

1985年にスタートした語学学校IELSは、100以上の教室を持つ大型の語学学校です。

マルタにあって面倒見の良い日本人スタッフがいる学校なので、はじめての海外英語留学でも安心して参加できる語学学校。

一般英語、ビジネス英語や試験対策コースも好評、また夏休みの中学生や高校生を対象としたジュニアプログラムでも非常に高い人気を誇る学校です。

IELSの詳細情報

学内寮の目の前に専用プールのあるシュプラッハカフェマルタ校

シュプラッハカフェマルタ校top

学校を出て徒歩数分でセントジュリアンに出ることができる、語学学校シュプラッハカフェマルタ校。

世界各国・各都市で語学プログラムを提供しているシュプラッハカフェのマルタ校最大の特徴は、教室に隣接した学内寮と専用プールがあること。

通学時間不要、一般英語と試験対策、それから大学進学のためのアカデミック英語コースも提供している、マルタの大規模校のひとつです。

シュプラッハカフェ マルタ校の詳細情報

マルタ留学に関するまとめ

マルタへの語学留学にはたくさんのメリットがあること、お伝えすることができたでしょうか?

ヨーロッパが好きで、できる限り費用を抑えた語学留学をしたいとお考えなら、地中海、マルタ留学は本当におすすめです。

もし、夏休みのジュニアプログラムへのご参加を検討している場合には、できる限りお早めにお知らせください、お見積りや現地学校の空席状況と一緒にご案内します。

また、このページに記載されていない、マルタについてこんなことが知りたい!というご意見があれば是非、お知らせください、個別のご案内、または新しくご案内するページを作成します。

あなたのマルタ留学体験談も是非、教えてくださいね!

マルタ留学に関するお問い合せ

この記事を書いた人

マルタ留学丸わかり!編集部
ヨーロッパ・地中海に浮かぶマルタ共和国の素晴らしさを紹介し、1人でも多くの日本人留学生をご案内したいマルタ留学丸わかり!は、業界最安値を保証します。留学業界10年以上のプロフェッショナルが、語学留学はもちろん、高校生や大学生の海外進学のご相談も承ります!
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