ヨーロッパで一番治安が良いと言われているマルタですが、それでもお金に関する用心は必須。
財布の中に大金を入れて持ち歩くことは、マルタであっても避けたいもの。
はじめての海外がマルタ留学、というあなたにとっては最初にどのくらいのお金をユーロに両替しておけば良いのかも気になりますよね。
このページではそんなマルタ留学でのお金に関するあれこれを紹介しています。
海外旅行や留学であると便利と言われるクレジットカードがなぜ、そんなにおすすめなのか。
日本を出発する前の両替で注意しておきたいポイントをヨーロッパの通貨、ユーロの特徴と合わせてご案内しますね。
マルタ留学中に困らないようお金とクレジットカードについて学んでおきましょう。
マルタ留学と現地のお金、ユーロとクレジットカードについて
マルタ共和国で使われてるお金、通貨はユーロです。
マルタへの留学準備にはそのユーロへの両替が含まれており、日本からの出発日が近づくとどのくらい両替しておけば良いですか?という質問をいただくことが少なくありません。
出発間際、東京・成田空港をはじめとする国際空港での両替が可能なユーロですが、紙幣と硬貨の種類にどんなものがあるか、知っていますか?
例えばあなたの留学期間が短期で、最初の到着時に万が一を考え150ユーロほど両替する場合に紙幣何枚で受け取ることになるでしょうか。
まずはマルタの通貨、ユーロというお金の種類について紹介しながら、両替して用意しておくべき金額をご案内していきますね。
はじめての海外、両替していくべき金額はいくらくらい?
ユーロですが、以下の紙幣・硬貨の種類があります。
- 500ユーロ札
- 200ユーロ札
- 100ユーロ札
- 50ユーロ札
- 20ユーロ札
- 10ユーロ札
- 5ユーロ札
- 2ユーロ硬貨
- 1ユーロ硬貨
- 50セント硬貨
- 20セント硬貨
- 10セント硬貨
- 5セント硬貨
- 2セント硬貨
- 1セント硬貨
1ユーロは100(ユーロ)セント、日本円よりも紙幣、硬貨ともに種類が多くなっています。
ユーロはヨーロッパの多くの国における共通の通貨であることから、日本やその他の国の紙幣のように人物像が特徴のひとつ。
一方で硬貨については各国ごとの特徴が出ており、人物像が描かれいるものもあります。マルタのユーロ硬貨は1ユーロまたは2ユーロにマルタ十字、50セントと20セント、10セントにはマルタの国章、2セントおよび1セントにはムイナイドラ神殿が描かれているのが特徴です。
いろいろな種類があるマルタのお金ですが、留学のために両替する場合に注意すべきポイントがあります。
それは受け取るときの紙幣をできるだけ少額のものにしておくことです。
日本だと1万円札を持ってコンビニエンスストアで100円の買い物をしてもお釣り銭を間違いなく渡してもらえます。
マルタ含むヨーロッパで同じように例えば100ユーロ紙幣で1ユーロの買い物をすると、お店によってはお釣り銭がないから受け取れない、と買い物ができないことが少なくありません。
マルタ短期留学で事前に両替したお金が150ユーロ、100ユーロ紙幣+50ユーロ紙幣だと小規模なお店では使えないことがあるので、20ユーロ紙幣を5枚、10ユーロ紙幣を5枚、小額紙幣に分けて両替してもらいましょう。
マルタ留学に向け、いよいよ出発日が近づいてきたいのでお金をユーロに両替しておきたい、と思うあなた。
でも、両替しておくべき金額はいったいどのくらいなのでしょうか。
あなたのマルタ留学がもし、短期4週間以下の場合には100ユーロから200ユーロ程度を現金で用意しておくと良いでしょう。
マルタ到着後、参加する語学学校に空港出迎えサービスを依頼していても、万が一お出迎えのドライバーに会えなかった場合にはタクシーを利用せざるを得ない状況になることもあります。
余裕があればもう少し多めでも良いですし、夏休みのジュニアプログラムに参加する中学生や高校生の場合にはお小遣い、お土産代を含めた金額を両替しておくことになりますね。
もし長期のマルタ留学にご参加される場合には到着後に留学生活の準備にあれこれ買い物をすることを考えるとより多め、200ユーロから300ユーロ程度、両替しておくことをおすすめします。
共通して言えることは、100ユーロ以上のお金を1つの財布にまとめていれておかないこと、ヨーロッパで一番治安の良いマルタでもお金が入った財布を見られると不要なトラブルに巻き込まれる可能性があります。
マルタであっても大きなお金を基本的に持ち歩かないように心がけましょう。
もしどうしても高い買い物をしなければならない場合には、クレジットカードを利用すると便利です。
クレジットカードを持っていくことがなぜそんなに重要なのか
マルタ留学でもクレジットカードがあれば便利であることは間違いありません。
とはいえ日本で普段、クレジットカードを利用しない場合にはなにがどのように便利なのか、なぜそんなに重要なのかイマイチ分かりづらいところ。
マルタだけでなく、ヨーロッパでは買い物をする際に現金ではなくクレジットカードで支払う人が少なくありません。
スーパーマーケットでパンと牛乳を買うときにもクレジットカードでの支払いが可能、日本ではコンビニでパンと牛乳を購入するのにクレジットカードを使う人はそう多くありませんが、海外で生活する場合には自然なことです。
またクレジットカードで買い物をしたときの日本円換算レートも、日本円に両替するレートよりもおトクな場合が多いこともおすすめの理由のひとつ。
便利に利用できるクレジットカードですが、ちょっと高額な買い物をする場合には身分証明書を求められることもあるので、財布の中にパスポートの写真ページのコピーを入れておくと便利です。
危険を避けることもできるクレジットカード
マルタがヨーロッパで一番治安の良い国でも、たくさんのお金を持ちあることは危険、という説明をしました。
クレジットカードを利用することはこの危険をあらかじめ回避できることにつながります。
基本的に財布の中には20ユーロから50ユーロくらいのお金だけ入れておき、お買い物をする場合にはできる限りクレジットカードを利用するようにしましょう。
中学生や高校生の場合、クレジットカードを持っていくことはできませんが、便利なキャッシュパスポートがあります。
このカードは、日本で保護者の方が予め指定口座にお金を振り込んでおくことで、現地でクレジットカードの代わりにお買い物ができたり、ATMでお金を下ろすことができたりします。
夏休みジュニアプログラムへのご参加を検討されている場合にはこのキャッシュパスポートのお手続きも含め、できる限りお早目にお問合せください。
ヨーロッパを旅行するのに注意すべきポイント
マルタ留学のお金についてのお話で一緒に説明しておきたいのが、ヨーロッパ各国への小旅行。
イギリスへ行く場合には英国ポンドへの両替が必須となりますが、その他の国については基本的にユーロが通貨の国です。
マルタからの小旅行の場合にはあえて両替をする必要もなく、クレジットカードやキャッシュパスポートも各国で利用できるため、あらかじめ何か特別に用意する必要はありません。
ですが、マルタ留学での現地生活に慣れたころにヨーロッパ諸国への小旅行へ行く場合に絶対に注意しなければならないことがあります。
マルタ留学のメリット、治安の良さがヨーロッパでは通じません!
それが治安、スリや置き引きについての注意です。
マルタでもカフェやレストランで荷物を置いたまま席を離れれば、バッグを盗まれてしまうといったことはありますが、マルタ近隣諸国はそれだけではありません。
例えば観光立国フランス、パリにあなたが小旅行する場合。
パリの主要移動手段のひとつに地下鉄・メトロがありますが、財布をわかりやすい場所、ズボンの後ろのポケットなどに入れているとあっという間に抜かれていることがあります。
イタリアでは街を歩いていて突然、誰かにぶつかられたかと思うと大声で怒鳴られて身をすくめている間にカバンを持っていかれたり、バックの中に手を突っ込まれていることも。
せっかくの旅行だからと少し多めにお金を入れていた財布を駅やレストランで支払いのをするときに見られたりするとこんなことが実際にありえます。
マルタ留学中も自分の荷物に注意が必要ですが、ヨーロッパ以外の国に旅行する場合には輪をかけてお金の入っている財布、カバンの取り扱いに注意してください。
マルタ留学のお金とクレジットカードについてのまとめ
海外で暮らしていくためにも必要なお金とクレジットカードの利便性について紹介してきました。
マルタ留学が人気である理由の1つ、治安の良さは安心して海外で勉強できるメリットのひとつですが、それでも海外、ヨーロッパであることに違いはありません。
留学期間中、マルタでの生活に慣れたからとちょっと多めのお金を持ち歩くと不必要なトラブルに巻き込まれることにつながります。
多すぎない小額紙幣を少し財布に入れておき、同時にマルタで買い物をするときにはクレジットカードやキャッシュパスポートを利用するようにしてくださいね。
マルタ留学丸わかり!をご利用いただく場合には、お金・両替、クレジットカードのご案内だけでなくマルタ留学の心得をご出発前にご案内いたします。
これからマルタ留学をご検討していらっしゃるなら是非、マルタ留学丸わかり!にお問合せくださいませ。
この記事を書いた人
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