マルタ留学のエージェント選び

そもそも必要?学校料金は同じなのになぜ格安になるところがあるの?

英語を学べる国がたくさんある中、ヨーロッパ・地中海に浮かぶマルタ留学をご検討中の方へ。

インターネットであれこれ調べるのも良いですが、エージェントに相談すれば、はっきりとマルタ留学のメリット、デメリットが分かります。

ただ、エージェントと聞くと、一度質問したらしつこく電話をしてきたり、いつの間にか契約させられていそうで怖い、と思われてしまいがち。

マルタ留学に限らず、エージェントを利用すると、個人で手配するよりおトクな費用で、安心して出発準備を進められます。

このページでは、10年以上留学業界に従事した私が、信頼できるマルタ留学エージェントを見つけるために抑えておくべき5つのポイントを伝授します。

費用が安いマルタ留学のはずがいつの間にか割高になっていたり、自分の希望とは違う学校やコースばかり提案されて失敗したりしないよう、エージェントへの問い合わせの際に活かしてみてくださいね。

マルタ留学のエージェント選びは口コミや評判を信用しないこと

エージェントランキングは意図的な順位

海外留学で現地学校の手配や必要な書類の案内、学校費用の支払いを代行するのが留学エージェントです。

インターネットを使えば、留学エージェントを通さなくても、ご自身で手配をすることもできます。しかし、個人で語学学校に連絡しても返信がない、請求書が届いたから実際に海外送金をしたものの、無事着金したか確認したいものの連絡がつかないなどの不安がついてまわります。

また、語学学校からエージェントならではのキャンペーン費用を利用できることもあるため、手続き無料の留学エージェントにお任せいただいた方がおトクなことも。

とはいえ、エージェントというキーワードでググって、「ぼったくりだった」「おすすめの学校を選んだけど失敗した」などの声を見ると、エージェントへの不信感が募りますよね。

エージェントの選択は、とても重要です。もし、間違えてしまうと、費用を多く支払うことになったり、やむにやまれぬ事情でキャンセルをしても返金がない、なんてことも起こりかねません。

格安費用で、希望に沿ったマルタ留学ができるよう、エージェントの選び方のコツをご紹介します。

インターネット上の評判や口コミはあてになりません

マルタ留学のエージェント選びのポイント、1つ目は「インターネット上の評判や口コミを信用しないこと」です。

せっかくのマルタ留学で失敗をしたくない、という一心から、インターネットでエージェントの評価やランキングを検索したこと、ありませんか?

そのお気持ちはすごくよく分かります。しかし、海外留学でエージェント探しをする際、いわゆる留学ポータルサイトでの情報収集をしてはいけません。その理由を解説します。

以前、私自身、短期語学留学をし、現地の語学学校でひどい目に遭い、正直に現地であったことをありのまま、口コミとして投稿しようとしました。

しかし、そのポータルサイトは「語学学校を非難するような内容は掲載できません」とその口コミ投稿を削除。現地校で知り合った私の友人も同じ目に遭っていたため、同様の投稿をしたところ、やはり同じように削除されたとのことでした。

すなわち、留学ポータルサイトやエージェントや語学学校をランキングなどで紹介しているWebサイトは、留学に関して都合の良い評価や口コミしか掲載していないことが分かりました。

留学後の学校やエージェントに対する評価は、人によって分かれるものです。良いものもあれば、必ず悪いものもあります。留学ポータルサイトは、都合の悪い口コミ、評判を掲載しないようコントロールしているわけですね。

トラブルのあった語学学校や、お粗末なカウンセラーを抱えるエージェントでも、問題点が隠されていれば、総合評価は「良い」ものにしかなりません。

私は10年以上、留学カウンセラーとしての経験がありますが、この手のお話は実際に留学したあとの学生さんから聞くことがあります。

マルタ留学で失敗しないためにも、インターネット上に転がる語学学校やエージェントの評価は信じるべきではありません。実際に問い合わせをし、カウンセリングで話を聞いてみて、信頼できる相手かどうか決めるようにしましょう。

続いて、マルタ留学に限らずよくある話、手続き手数料無料で安いはずが、なぜか留学費用が高くなる、その理由について解説します。

手続き手数料が無料で他の国より費用が安いはずが、なぜか割高になる理由

海外送金レートに上乗せしてるエージェントを選ばないこと

マルタ留学には様々な魅力がありますが、「費用が安い」ことを理由に選ばれることも少なくありません。

実際、マルタ留学の費用は、アメリカやイギリスといった昔からの英語留学先に比べると非常にリーズナブルであることは間違いありません。

エージェントに問い合わせをし、マルタと上記の国で語学学校やコース、滞在方法を指定して見積を出してもらい、費用比較をするとびっくりするはずです。

マルタ留学は、語学学校へのいわゆる語学留学がほとんどなので、手続き手数料が無料のエージェントがほとんど。

リーズナブルに留学できる!と喜び、マルタ留学の手続きをしようとお申込みをしようとすると、怪しげな暗雲が立ち込めてくるエージェントがいるんです。

2つ目のマルタ留学エージェント選びのコツ、「独自の海外送金レート」について解説します。

自社独自の海外送金レートで計算するマルタ留学エージェントに要注意

マルタ留学のエージェント選びの2つ目のポイントは、「日本語に換算するときの海外送金レート」です。

マルタにある語学学校の多くは現地通貨、ユーロ建ての費用となっています。

そのユーロで学校費用を比較、格安で提案してくれた留学エージェントに申し込み、最終確認としてに日本円でいくらになるか計算してもらうと、思っていたより高い、ということがあります。

これは、外貨だと他のエージェントと変わらないユーロ建ての費用が、日本円に換算する際、「そのエージェント独自の割高なレート」を採用することがあるために起こることです。

この独自のレートは、実際に海外送金する際に適用されるレート(T.T.S)に+5円前後、エージェントによっては10円前後を上乗せしていることも。

「5円や10円なら別に良くない?」と思われるかもしれませんが、現地費用が3,000ユーロで5円違えば15,000円、10円なら30,000円も多く支払うことになりますよ。

マルタ留学のエージェントを選ぶ時は、見積もりに必ず日本円での換算レートも掲載してもらい、実際に支払うことになる費用を比較しましょう。今は多くのエージェントが換算レートを見積書に記載していますが、それでも会社によって大きな差が出るので注意してくださいね。

申込前に必ずチェック、キャンセルした場合の費用について

エージェントと語学学校、両方の既約を確認しよう

マルタ留学のエージェント選ぶ際に、語学学校への支払い費用と同じくらい注目しなければならないのが、キャンセルのルールです。

海外留学のお申込みに関して、キャンセルについては現地学校とエージェント、それぞれのルールがあります。

エージェントによってキャンセル規約はバラバラ、めんどくさい内容を読むのは手間ですが、必ず読んでから申込手続きを進めるようにしましょう。

いつの間にか申込済み?新型コロナ禍で実際にあったケース

マルタ留学のエージェント選びのポイント、3つ目は「キャンセルに関する規約」です。

エージェントを利用したくない、というお客様が増えている理由に、一度問い合わせをするとしつこく勧誘してくるエージェントがいることが挙げられます。

連絡を希望しない、と伝えてもメールを送ってきたり、時間を空けて電話をかけてくるようなエージェントには、強めの語調で「検討中なので用事があればこちらから連絡をします、これ以上、一切連絡をしないように」と伝えましょう。

問い合わせがあったお客様に対し、フォローするのはカウンセラーの仕事なので、連絡があるたびに曖昧な返事をしていると、また次の連絡が来てしまうのでくれぐれもご注意を。

ただ、それだけなら良いのですが、悪質なエージェントの中には、顧客が申込が成立していると気づいていないにも関わらず、成約済みとして扱い「まだ申込してないから他のエージェントにも話を聞いている」と伝えると、すでにキャンセルチャージが発生しているなどと伝えてくるところもありました。

2019年末から世界に拡がった新型コロナ禍で、ほとんどのエージェントは自社のキャンセル費用(語学学校のキャンセル料は別です)を無料にしていましたが、上記のような申込を強引に進める会社は、自社キャンセル費用を強引にお客様に請求していました。

自社規約、および現地学校のキャンセル規約も説明せず、「契約が成立した」と言い張るようなエージェントに遭遇したら、消費者センターに通報するなどの対応をしましょう。

キャンセル規約は契約上、守らなければならないルールです

キャンセルチャージは、一番支払いたくないお金であることは間違いありません(旅行やホテルなどでも同じですね)。しかし、お申し込み時にエージェントのキャンセル規約、およびエージェントから伝えられる現地語学学校のキャンセル規約を読み飛ばし、どうしても留学に行けなくなってしまった際にキャンセルチャージが発生しているにも関わらず、支払わないのは契約内容に反することです。

留学業界全般で言えることですが、気持ちがすでに海外に向いていて、語学学校や参加コースが決まった上での申し込み時に、留学エージェントが提示する申込規約や学校規約を熟読する人はあまり多くありません。

申込後の流れで申込金を入金しなければならない(あとから学校費用に充てるというものの、これはもしキャンセルしたらこの金額は返金しませんよ、というデポジットにもなっています)という語学学校も多く、中には学校費用の数パーセントは少なくとも入金、というところもあります。

もちろん、何の変更もなくマルタ留学に向けて出発するのであれば、支払う費用は学校費用のみ、となるところもありますが、キャンセルは起こりえないことではありません。

お申込みのタイミングになったとき、エージェント、それから語学学校のキャンセル規約には必ず目を通し、もし万が一キャンセルになった場合にはどうなるのかもチェックしておきましょう。

キャンセル規約の内容があまりシビア(申込時点でエージェント着手金という名目で数万円を請求するなど)なエージェントは選ぶべきではありません。

一番多い「語学留学しか知らない」カウンセラーには要注意!

語学留学だけでなく海外進学も理解しているエージェントを選ぶ

先にご紹介した通り、マルタ留学に参加される方のほとんどが語学学校での英語研修、いわゆる語学留学です。

各学校の情報や、おすすめポイント、他校との違いを説明できなければマルタ留学エージェントとは言えません。

しかし、マルタ留学は、英語力アップだけでなく、その前後の勉強とも組み合わせることができます。

マルタ留学での語学習得だけでなく他の可能性を提案できるエージェント

マルタ留学のエージェント選びのポイントの3つ目は「マルタ留学にこだわらない提案ができるエージェント」を選ぶことです。

中学生や高校生の夏休み、それから大学生の春休みでもマルタでの短期留学は人気があります。綺麗な海、温暖な気候、欧州でも治安の良いマルタ共和国で英語を勉強しつつ、豊富なアクティビティを楽しめるため、欧州各国から多くの留学生が集まります。

ただ、マルタには語学留学だけではない、中・長期留学でもおすすめな理由があるんです。

それは、リーズナブルな費用でイギリスなどの大学へ進学するための準備留学。日本からイギリスの大学へ進学するためには、平均以上の成績と高い英語力が求められます。

教育制度の違いから、日本人は直接、イギリスの大学へ入学するのではなく、ファウンデーションプログラムと呼ばれる大学進学準備コースからスタートしなければなりません。

このファウンデーションコースに参加するにも高い英語力が求められるため、英検2級くらいだと、11か月未満の語学留学中に英語力を磨き、一旦日本に帰国して、ファウンデーション入学許可書を得て、ビザ申請、進学留学をしなければなりません。

イギリスの留学費用は高く、特にロンドンだと滞在費用が高額で大きな負担になってしまいます。そこでマルタ留学の出番、イギリスより過ごしやすくストレスのない環境で英語を学び、ファウンデーションに出願すれば進学留学に必要な費用を大幅に減らすことができます。

こうしたご案内は、海外進学の知識がなければできません。マルタ留学は基本、語学留学であることからカウンセラーが「語学留学しか分からない」ことが多く、本格的に海外進学も含めた留学をお考えの場合、十分な案内をしてもらえません。

マルタ留学、語学留学だけでなく、イギリスやアメリカ、カナダ、オーストラリアなどのカレッジや大学への進学知識があるエージェントを選ぶことで、いろいろな可能性を見出すことができます。

マルタ大学での単位履修やその他の国でのプログラムにも参加できる

大学生が日本の大学を休学し、マルタ留学を選ぶのに「語学留学」だけを提案するようなエージェントは避けた方が良いでしょう。なぜなら、マルタにはマルタ大学があり、英語力を磨くことで現地大学での単位履修プログラムに参加できる可能性があるからです。

日本の大学は、海外の協定校に留学すると単位認定をしてくれますが、マルタ大学で取得した単位も自己申請することで認定してもらえる可能性があります。ご相談時に大学生であること、休学で1年間、留学することをお知らせいただければ、英語力や成績に合わせ、単位履修コースをご案内できます。

また、マルタ大学にこだわらなくても、アメリカにあるコミュニティカレッジや、カリフォルニア大学エクステンションでのビジネスプログラムなども、単位認定に向いています。

もちろん、マルタが大好きで、1年間マルタに居たい!方には、マルタ留学の楽しさをご案内することも重要です。ただ、大学生だからできる、様々な提案をしてくれないエージェントは選ぶべきではありません。

マルタ留学エージェントに問い合わせをする際、専門学校や短期大学、大学に通う方で長期留学をお考えなら、「マルタ留学を含め、どんなことが海外で学べますか?」と質問してみると良いですよ。

マルタ留学中のお楽しみもしっかり案内できるエージェントを選ぶ

マルタを知らないエージェントは当然NG

マルタ島は、ヨーロッパの地中海に浮かぶにある小さな島です。

その特徴あるロケーションから、留学中に週末を利用してフランスやドイツ、イタリアやスペインへの小旅行を格安料金で楽しむことができます。

このメリットを活かした、マルタならではのご案内ができるかどうかも、マルタ留学エージェントを見極めるポイントになります。

フランスやドイツ、イタリアへの小旅行も案内できる

最後のマルタ留学エージェント選びのポイントは、マルタ滞在中のお楽しみをどこまでご紹介できるか、です。

マルタ留学エージェントは、マルタ留学をする学生が現地でやってみたいこと、チャレンジしたいことを理解していなければなりません。

その中でも、格安費用でのヨーロッパ各国、イギリスやフランス、ドイツ、イタリアなどへの小旅行はマルタを目指す留学生の目的のひとつといっても過言ではないでしょう。

マルタだけでなく、ヨーロッパ各国への渡航・滞在プラン、おすすめの場所をしっかりと提案できるかどうか。

マルタ留学に関して相談する際は、マルタだけでなくヨーロッパで何をしたいかも一緒に質問し、希望に沿った回答が届くエージェントを選ぶようにしましょう。

マルタ留学だけでなく他の知識と合わせ希望に沿った提案ができるエージェントを選ぶ

マルタ留学でのエージェント選びに関して、5つの見極めポイントをご紹介しました。

上記以外にも、マルタ留学で人気の学校はココと決めつけ、他に予算と合う語学学校があっても押し付けてくるようなエージェントはNG。費用が高い語学学校は、たしかに設備や環境が整っていますが、そのせいでせっかくのマルタ留学の期間を短くしなければならないなら、おすすめとは言えません。

また、マルタ留学はヨーロッパからの留学生が多く、日本人を含むアジア系留学生が少な目。英語が本当に苦手、外国人と話すのが怖いという方には、ストレスになる可能性もあります。

その場合は、フィリピン・セブ留学でマンツーマン英語レッスンを受け、ある程度の英語力と外国人との英語でのコミュニケーションに慣れてからの方が、マルタ留学を楽しめます。このように、語学力に合わせ、フィリピンだけでなくその他の国との2か国留学を、予算に合わせて提案できるかどうかも良いエージェント探しのポイントです。

失敗しない、楽しく充実したマルタ留学を叶えるため、上記でご紹介した5つのポイントを踏まえ、自分にぴったりのエージェントを見つけてくださいね。

マルタ留学に関するご相談

この記事を書いた人

マルタ留学丸わかり!編集部
ヨーロッパ・地中海に浮かぶマルタ共和国の素晴らしさを紹介し、1人でも多くの日本人留学生をご案内したいマルタ留学丸わかり!は、業界最安値を保証します。留学業界10年以上のプロフェッショナルが、語学留学はもちろん、高校生や大学生の海外進学のご相談も承ります!

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