中学生や高校生なら夏休み、大学生の方なら夏休みと春休みを利用すると、4週間、約1ヶ月の海外留学ができます。
それでも、短期留学だと効果が薄い、意味がない等のネガティブな意見も少なくありません。
このページでは、4週間、約1ヶ月の短期マルタ留学で得られるメリットとデメリット、さらには必要な費用について解説します。
どうしても気になる1ヶ月のマルタ留学に必要な費用は、航空券代と語学学校費用、それから渡航後の生活費を含め¥556,000(2024年11月)が必要です。
(※但し、6~9月以外のご出発、国際航空券購入時に必要な現地空港税や燃油サーチャージを除きます)
この金額の根拠とマルタ留学と他国を選んだ場合の費用比較を具体的にご紹介します。
短期とはいえ、1ヶ月のマルタ留学は中学生や高校生、大学生にとってどれだけ価値があるものか、お伝えします。
1ヶ月の短期マルタ留学と他の英語圏の費用を比較してみた
英語が好きな人や将来、海外進学も検討している人なら誰しも夏休みや春休みに海外留学をしてみたいと思うもの。
とはいえ、海外留学は決して安いものではなく、できるだけリーズナブルに英語留学できる国はないか、と探していると辿り着く国の1つがマルタ留学です。
それでは、夏休みや春休みを利用して4週間、約1ヶ月のマルタ留学をするにはどのくらいのお金が必要なのでしょうか?
まずは、マルタ留学中に通う語学学校の費用から見ていきましょう。
マルタ留学丸わかり!でご紹介している語学学校に4週間、約1ヶ月間、通うために必要な申込金、英語レッスン費用(平日午前または午後のみの半日)、および各学校が手配してくれる学生寮またはレジデンスの個室(食事は自炊)に滞在し、マルタ空港ご到着時のお迎えも含めた費用を以下、リストにしました。なお、以下の費用は、2024年11月時点での海外送金レート(T.T.S)にて算出しています。
学校名 | 学費 | 日本円 |
---|---|---|
EC | €2,543 | ¥429,000 |
ESE | €2,525 | ¥425,000 |
IELS | €2,661 | ¥448,000 |
ACE | €2,270 | ¥383,000 |
Sprach | €3,375 | ¥569,000 |
Clubclass | €2,185 | ¥368,000 |
AM | €2,575 | ¥434,000 |
ih | €2,045 | ¥345,000 |
Atlas | €2,545 | ¥429,000 |
GV | €1,980 | ¥334,000 |
GSE | €2,225 | ¥375,000 |
easy | €2,020 | ¥340,000 |
inlingua | €1,414 | ¥238,000 |
Maltalingua | €2,270 | ¥383,000 |
ELA | €2,310 | ¥389,000 |
MULS | €1,970 | ¥332,000 |
BELS | €2,100 | ¥354,000 |
ETI | €3,790 | ¥639,000 |
EF | EFは円建 | ¥392,400 |
Alpha | €1,755 | ¥296,000 |
NSTS | €1,936 | ¥326,000 |
平均 | €2,325 | ¥391,829 |
※上記金額には、夏季(6月~9月)にご参加される場合の追加料金が含まれていません、ご留意ください。
上記の表からお分かりいただけるように、短期4週間、約1ヶ月の短期マルタ留学の場合、語学学校に支払う費用は平均391,829円となります。
それでは続いて、マルタ留学は本当に安いのか、上記費用と世界のその他の英語圏の国に1ヶ月間の短期留学をする場合の費用を比較してみます。
マルタ留学は本当に安い?短期1ヶ月の費用を他の英語圏と比較してみる
「マルタ留学は安い」のは本当なのでしょうか?先にご紹介した金額がマルタ留学に短期1ヶ月ご参加いただく場合に必要な学校費用ですが、その他の英語圏と比較してみなければ、本当に安いかは分かりませんよね。
そこで、他の英語圏で1ヶ月間、語学学校に通う費用を世界各地に校舎を構える語学学校EF Education Firstで比較してみます。
マルタに限らず、世界各国・各都市には費用が安い語学学校から、施設や教育メソッドがしっかりしたややお高めの語学学校まで様々あります。
異なる語学学校による金額差が出て不公平にならないよう、世界各都市に校舎を持つ語学学校EF Education Firstで比べます。
以下の費用には、各校舎に参加する際に必要な申込金と入学金、基本参加費用(週20レッスン、ホームステイ相部屋)と往路空港到着時のお出迎え費用が含まれています。
また、フィリピンについては、EFの校舎がないため、セブ島で人気の高い語学学校CPILSに参加(平日4コマのマンツーマンレッスン+4コマのグループレッスン、学生寮2人部屋で1日3食のビュッフェ付き)する際の費用で算出しました。
国・都市 | 費用 |
---|---|
アメリカ ニューヨーク | ¥643,400 |
カナダ バンクーバー | ¥447,800 |
イギリス ロンドン | ¥513,000 |
オーストラリア シドニー | ¥487,000 |
ニュージーランド オークランド | ¥489,000 |
アイルランド ダブリン | ¥474,600 |
フィリピン セブ島 | ¥349,000 |
マルタ | ¥411,000 |
いかがでしょうか?
日本ですっかり「格安留学」の代表格となったフィリピン、セブ島と比べるとやや高くなるものの、マルタ留学は他の英語圏と比べて安いことが分かります。
次に、マルタ留学に必要なその他の費用、渡航のための国際航空券費用や現地生活費について調べてみます。
マルタまでの国際航空券、渡航費用について
マルタ留学に必要な国際航空券、渡航費用については別ページでご紹介しています。
日本からマルタ共和国へは直行便が就航していないため、欧州や中東いずれかの都市で乗り継ぎが必要です
。
欧州便利用の場合、国際航空券費用は、夏休みとなる7月半ばから8月お盆開けまでは往復で18万円前後、その他の時期だと10万円前後です。
一方、中東経由だと夏休みなどの繁忙期で15万円、その他の時期は6万円から8万円前後です。
注意点として、上記金額には空港使用料や各国税、燃油サーチャージが含まれていません。場合によっては、航空券費用と同額以上必要となることもあるため、購入時にはくれぐれもご注意ください。
現地で暮らすために必要な生活費用はいくら必要?
マルタで語学学校に通い、英語の勉強をするには食事や学校に通うための交通費などの生活費用も必要です。
マルタ留学中の生活費は別ページで紹介しています。
4週間、約1ヶ月のマルタ留学だと、73,270円程度をご用意ください。
但し!マルタでカフェやレストランでの外食の頻度が高いと、この金額よりもぐっと高くなります。
渡航前しか加入できない海外留学傷害保険の金額について
海外留学をする場合、うっかり見落としてしまいがちなのが海外留学傷害保険です。
こちらの海外留学傷害保険に関するページで詳しく解説していますが、海外では、病気や怪我などで病院での診察や治療を受けると、非常に高額な医療費が必要となります。
マルタ留学に出発する前に必ず、海外留学傷害保険に加入しておきましょう。
短期1ヶ月のマルタ留学だと、プランによって金額は異なりますが、10,870円前後が必要です。
なお、渡航後には加入できません、くれぐれもご注意ください。
1ヶ月の短期マルタ留学に必要な費用総額
ここまでご紹介してきた短期1ヶ月のマルタ留学に必要な費用総額をまとめました。
なお、出発時期を6月~9月の夏休み以外とし、利用する国際航空券を南回り、中東経由にて算出しています。
短期1ヶ月間のマルタ留学に必要な費用の内訳と総額
費用内容 | 金額 |
---|---|
語学学校 | ¥391,829 |
国際航空券 | ¥80,000 |
保険費用 | ¥10,870 |
現地生活費用 | ¥73,270 |
総額 | ¥556,000 |
※総額は千の位を四捨五入しています。また、この総額に加えて、国際航空券を購入する際に必要な空港税や燃油サーチャージなどが別途必要になります。
費用が高い夏休みはどうすれば抑えられる?
夏休み、6月から9月はマルタのベストシーズン。
マルタまでの国際航空券だけでなく、語学学校費用(申込金や英語レッスン、滞在費用など)が割高になります。
大学生の方なら、夏休みではなく春休みにマルタ留学をすることで費用をぐっと抑えられますが、中学生や高校生の場合はそうもいきません。
どうすれば夏休みのマルタ留学に必要な費用を抑えられるのか、そのコツを伝授します。
- 滞在方法を慎重に選ぶ
- できるだけ早めに手続きを済ませる
1つ目のコツは、滞在方法を慎重に選ぶことです。
中学生や高校生の方を対象としたサマープログラムでは、滞在方法の選択肢が多く、金額もそれぞれ大きく異なります。
個室滞在はそもそも選べない可能性もありますが、お部屋あたりの生徒数が少ないほど費用は割高。
できるだけ留学費用を抑えたい場合は、色々な滞在方法の中から最もリーズナブルなものを選ぶことが大切です。
2つ目は、できるだけ早めに留学手続きを済ませてしまうことです。
夏休みのマルタ留学は、非常に人気が高くお部屋が埋まってしまう可能性も少なくありません。そのため、出来る限りお早目にお問い合わせ、お申し込みを完了していただく必要があります。
早めに留学手続きを済ませると、学校の滞在先が確保されることから国際航空券を購入できる時期も早まります。
早ければ早いほど、安くて乗り継ぎの良い国際航空券を購入できるので、お早目に留学手続きの完了を済ませておくことが大切です。
ちなみに、ご参加する学校やプログラムの入学許可書が出ていないにもかかわらず、先に航空券を購入するのはNG。
もし、航空券とマッチした期間のプログラムが予約できなければ航空券を使うことはできず、高いキャンセル費用のみを支払わなければならない可能性もあるのでご注意ください。
マルタ留学に短期1ヶ月参加するメリットとデメリット
1ヶ月だけの短期マルタ留学には、どのようなメリットおよびデメリットがあるのでしょうか?
4週間かそこらの海外留学で語学力が伸びるわけがない、このように書くとデメリットに見えてしまいますよね。
しかし、1ヶ月間でも英語圏で暮らし、世界中から集まる留学生と交流することは果たして本当に意味がないのでしょうか?
短期間でも世界中から集まる人と出会うことができる
1週間、2週間、そして1ヶ月でもマルタ留学をすると、世界中から集まる留学生と出会うことができる、というメリットがあります。1ヶ月にもなると4週間、ほぼ同じクラスで同じくらいの英語力を持つ海外の友達と仲良くなれます。
今や24時間、世界中の人とインターネットでつながることが出来る時代です。
マルタで出会った友人たちとメールアドレスやSNSのアカウントを交換すれば、日本に帰国した後も英語でコミュニケーションを取り続けます。
マルタ渡航前は、「面白くない科目としての英語」だったものが「友達と話すために使うコミュニケーションツール」に変わるわけです。
友達からのメッセージで分からない単語があれば自主的に調べますし、伝えたいけど単語が分からないのであれば、やはり辞書を引いたりインターネット翻訳ツールを遣ったりして積極的に調べるようになるでしょう。
語学勉強に対するモチベ―ションアップ、という意味からすれば、たとえ短期1ヶ月のマルタ留学でも大きなメリットとなります。
3度の週末に何をするか決めておきましょう
4週間、約1ヶ月のマルタ留学の場合、週末が3度もあります。
中学生や高校生のジュニアプログラムだと、週末もアクティビティが入っているため選択肢はありませんが、大学生や社会人の方の場合は話が別。
マルタからヨーロッパ各都市へ、金曜日の英語レッスン終了後から2泊3日の小旅行を楽しむこともできます。
もちろん、マルタにある名所めぐりを楽しむのも良いでしょう。
マルタだから楽しめる週末を、あらかじめ準備してヨーロッパ滞在を楽しみましょう。
一番の敵は「慣れ」、治安が良くても注意は必要
短期とはいえ、1ヶ月間のマルタ留学でデメリットになりえるのが現地生活への「慣れ」です。
マルタ到着直後は、不慣れな海外生活ということもあり、常に警戒心がある方がほとんど。
しかし、治安の良いマルタで3週間も生活していると、日本と同じような感覚になってしまうことがあります。
例えば、カフェやレストランで携帯やスマホ、バッグを席に置いたまま、うっかり離れてしまうと置き引きに遭う可能性が少なくありません。
くれぐれも自分が日本で暮らしているのではなく、海外留学中であることを意識し、常に警戒心を持つことを忘れないようにしてくださいね。
短期1ヶ月のマルタ留学におすすめの語学学校3選
1ヶ月のマルタ留学を楽しく過ごすには、語学学校選びが重要なカギになります。短期1ヶ月のマルタ留学におすすめ、マルタ留学丸わかり!が厳選する語学学校3校を以下、ご紹介します。
1校目は、学校敷地内の真ん中にプールがある元ホテルを改装した語学学校Sprachcaffeマルタ校です。
元はイギリス軍の兵舎から始まり、ホテルを経て、現在の語学学校の形になっています。
敷地内中心部にプールがあり、それを囲うようにレジデンスがあるため、学校外に出なくてもお楽しみが満載です。
2校目は、お買い物やおしゃれ、インスタ映えする写真を狙いやすいスリーマにある語学学校IELSです。
マルタ最大規模のショッピングセンター、The Pointまで徒歩圏にある語学学校IELSはマルタの語学学校の中でも歴史があります。
日本人スタッフが丁寧に対応してくれることから、参加した留学生からの評価も高く、学校を出て坂を下った先には首都バレッタまでのフェリー乗り場もあるため、マルタ観光を思い切り楽しむことができます。
3校目は、大学生の1ヶ月マルタ留学におすすめ、一番にぎやかなセントジュリアンの中心部に校舎を構える語学学校ECマルタ校です。
語学学校ECは、世界中に複数の校舎を持っており、その中でもマルタ校は本校。
マルタでも参加している留学生の数が最大規模あり、海外の友達を作りやすいメリットがあります。
学校すぐそばの場所にスーパーマーケットやカフェ、レストランもあり、英語レッスン後にクラスメイトとお出かけする場所に困りません。
マルタとフィリピンのどちらを選ぶべきなのか
1ヶ月間の海外留学をする場合、費用を抑えるなら候補としてマルタ、またはフィリピンの2つが出てくるはずです。
どちらも格安費用で英語を学ぶことができるのですが、おすすめするポイントには大きな違いがあります。
まず、フィリピンでの1ヶ月短期留学は、本当に英語が苦手、外国人と英語での会話をするのも怖い方におすすめです。
フィリピン人講師は非常に優しく、いつもニコニコ笑顔で話してくれます。また、マンツーマンレッスンを採用しているため、留学生それぞれのペースに合わせた勉強ができます。
滞在方法も基本的には学校敷地内の学生寮、食事は3食ビュッフェタイプ、平日の朝から夜までびっしり英語漬けの日々です。
一方、マルタは英語が好き、海外で生活してみたい方や世界中に友達を作りたい方におすすめの国です。
アメリカやカナダ、イギリス、オセアニア(オーストラリアやニュージーランド)に比べて日本を含むアジア圏からの留学生比率が低く、様々な国の留学生と出会うことができます。
ホームステイと学生寮やレジデンスでの滞在費用に大きな開きがないため、英語レッスンが終わった後は自室でプライベートな時間を過ごせるのもマルタ留学のメリットです。
マルタ留学丸わかり!は、マルタ留学をおすすめするWebサイトですが、万人の方に無理矢理マルタに行ってもらうことを目的としていません。
ご自身の英語力が把握しにくく、留学先選びに迷っていらっしゃるのであれば、ぜひ一度、お気軽にご相談ください。
マルタを含む、その他の国の中から、目的に沿ったぴったりの留学先をご提案させていただきます。
短期1ヶ月のマルタ留学、まとめ
短期1ヶ月のマルタ留学に必要な費用と、メリット&デメリットを解説しました。
もし、1ヶ月間のマルタ留学にご興味をお持ちいただけたなら、是非一度、マルタ留学丸わかり!までお気軽にご相談ください。
当然ながら、カウンセリングを含むご相談や学校手続きは無料、業界最安値でマルタ留学にご参加いただけます。
この記事を書いた人
- ヨーロッパ・地中海に浮かぶマルタ共和国の素晴らしさを紹介し、1人でも多くの日本人留学生をご案内したいマルタ留学丸わかり!は、業界最安値を保証します。留学業界10年以上のプロフェッショナルが、語学留学はもちろん、高校生や大学生の海外進学のご相談も承ります!