このページでは、安い費用で留学できる英語圏の国と、その中でもどのような方がマルタを選ぶべきか解説しています。
海外留学は、どうしても費用が高額になります。その中でも費用の安い6つの国と、実際にどのくらいのお金が必要になるか、詳しく解説しています。
格安留学と聞くと「フィリピン」を思い浮かべる方が多いと思いますが、実はマルタを含むその他の英語圏でも費用が安い国はあります。
ただし、「安さ」だけに注目して渡航先を選ぶと後悔することも少なくありません。
失敗しない留学で最も重要なのは、渡航先が本当に自分の目的に適合しているかどうかです。
自分に合った国選びに役立つヒントを、6つの国それぞれに紹介しているので、ぜひ、留学先選びにお役立てください。
海外留学に必要な費用の内訳を知ろう
「海外留学はとにかくお金がかかるもの」、このようにお考えの方は多いと思いますが、こればかりは正解としか言えません。
しかし、何にかかるお金が高額だから費用がかかるのでしょうか?まずは海外留学に必要な費用の内訳を詳しく解説します。
留学費用の大半を占める学校費用
留学費用の中で、最も高額なのが現地で通う学校費用です。
「学校」と行っても、勉強する内容によってさまざまな種類があります。
留学で選ぶ学校の種類
- 語学学校
- カレッジや大学などの高等教育機関
- 現地高校や教育委員会
このうち、英語を勉強するための語学留学で利用するのは、語学学校が多く、次いでカレッジや大学、さらに中学生や高校生の方を対象とした現地高校や教育員会が提供する英語プログラムになります。
この学校費用には、学校への申込費用と英語レッスンなどのプログラム費用、参加中に利用する教材費が含まれています。また、各学校が手配するホームステイや学生寮などの手配費用と滞在費用、さらに希望する場合は指定到着空港から滞在先までの送迎費用も含まれます。
それでは、英語圏に語学留学する場合、学校費用がどのくらい必要になるか、具体的な金額を比較してみましょう。
語学留学の場合に選ぶ語学学校は、どの国・都市にも格安校から割高感のある学校までさまざまな学校があります。こうした差異を感じないように、学校費用は、世界各国に校舎を持つEF Education Firstの各校舎で比較します。
EFは、世界各国の主要都市に校舎を構え、質の高い語学プログラムを提供し、その質の高さからオリンピック・パラリンピックの語学教育にも採用されています。語学学校の費用としては安いとは言えませんが、国ごとの学校費用を比較をするには最適です。
学校費用は、英語圏の以下の国・都市で比較します。
留学費用を比較する国と都市
- アメリカ・ニューヨーク:日本の英語教育で学ぶアメリカ英語を世界最大都市の1つであるニューヨークで学びたい方は非常に多いです
- カナダ・バンクーバー:カナダの西海岸にあるバンクーバーは、英語留学先として圧倒的な人気を誇ります
- イギリス・ロンドン:イギリス英語にこだわる方は、他の英語圏の国にあまり興味がないことが多いようです
- オーストラリア・シドニー:ワーホリですっかり有名になったオーストラリア、その最大都市シドニーは都市部とビーチが混在しています
- ニュージーランド・オークランド:大自然が好きな方に人気があるのがニュージーランドのオークランドです
- アイルランド・ダブリン:イギリスの隣国、アイルランドの首都ダブリンは日本人比率が低いです
- フィリピン・セブ島:他の英語圏に比べて日本から近く、マンツーマン英語レッスンが人気のフィリピン・セブ島
- マルタ:地中海に浮かぶヨーロッパのリゾート地、マルタは穏やかな気候で過ごしやすいです
これらの国に、2週間、4週間および12週間の短期留学、および半年と1年の長期留学に参加する場合、学校費用がどれくらいかかるか、以下の一覧表で比較してみてください。なお、以下は2024年12月時点の最新費用となっています。
※いかがでしょうか?最初に「留学費用が安い6つの国」と紹介しましたが、それはカナダ、オーストラリア、ニュージーランド、アイルランド、フィリピンおよびマルタのことです。フィリピンについては、1年間の長期留学をされる方がほとんどいないため(理由はフィリピン留学の項目で紹介します)、半年間までの費用としています。
アメリカやイギリスは留学費用が安い国とは言えません。一方で、魅力的な都市も多く、夏休みや春休みの短期留学なら、実はそこまで大きな学校費用の金額差がありません。どうしても行ってみたい都市がある、という場合はマルタ留学丸わかり!にお問い合わせください、ご希望の都市で必要な学校費用を算出し、ご案内いたします。
国や都市ごとに異なる渡航費用
続いて、留学費用の中で学校費用に次いで高額なのが国際航空券代、渡航費用です。
国際航空券代は、各都市および渡航日、さらに航空会社によって大きな幅あるため、紹介しにくい費用となっています。ただ、先に紹介した各都市へ日本から渡航する場合は、おおよそ以下の金額が必要になります。
都市別の国際航空券費用(概算)
- アメリカ・ニューヨーク:約25万円~約35万円(直行便あり、アメリカ国内都市やカナダ都市乗り継ぎだと安いです)
- カナダ・バンクーバー:約25万円~約35万円(直行便あり、アメリカ各都市乗り継ぎだと安いです)
- イギリス・ロンドン:約25万円~約35万円(直行便あり、中東各都市乗り継ぎが安く、次いで欧州各都市乗り継ぎが安いです)
- オーストラリア・シドニー:約10万円~約30万円(直行便あり、LCC利用だと費用をかなり抑えられます)
- ニュージーランド・オークランド:約20万円~約30万円(直行便あり、アジア系キャリアを利用すると費用を抑えられます)
- アイルランド・ダブリン:約25万円~約35万円(直行便なし、中東各都市乗り継ぎが安く、次いで欧州各都市乗り継ぎが安いです)
- フィリピン・セブ島:約5万円~約15万円(直行便あり、アジア系キャリアを利用すると費用を抑えられます)
- マルタ:約25万円~約35万円(直行便なし、中東各都市乗り継ぎが安く、次いで欧州各都市乗り継ぎが安いです)
上記金額は、国際航空券代と空港税などの諸費用および燃油サーチャージを含んでいます。燃油サーチャージは急激な原油価格の変動で変更になる可能性があることをあらかじめご承知ください。
北半球の国は日本の夏休みにあたる期間、南半球の国は冬休みが繁忙期(ピークシーズン)になるため、国際航空券が高額になることを覚えておいてください。
留学先で必要な生活費
続いては、海外留学中、渡航先で必要な生活費を見てみましょう。
生活費については、世界各国の物価などのデータを比較できるNUMBEOを参照に、学校費用の安い6都市と日本・東京を比較してみました。
日本・東京と世界各都市の生活費を比較
- カナダ・バンクーバー:日本より22.7%高い
- オーストラリア・シドニー:日本より33.1%高い
- ニュージーランド・オークランド:日本より17.2%高い
- アイルランド・ダブリン:日本より27.5%高い
- フィリピン・セブ島:日本より35.7%安い
- マルタ:日本より0.1%高い
日本と比べると、フィリピンが安く、マルタならほぼ同額、その他の国は2割から3割増しとなっています。つまり、学校費用が安い国でも3ヶ月、12週間程度の中期、それから半年や1年の長期留学になると留学費用が安い、とは言えません。
このことから、中長期留学の場合、学校費用が安いことを理由に留学先を選ぶと、生活費が不足する可能性があることを理解しておきましょう。
留学エージェントの手続き費用について
留学費用の最後は、留学エージェントの手続き費用について解説します。
マルタ留学丸わかり!を運営するスタッフは、留学エージェントで10年以上の就労経験がある者が多く、今の時代でも手続き費用を請求する留学エージェントがあることを知っています。
この手続き費用は、インターネットもまだない昭和の時代に、海外にある学校と連絡すれば高い通信料や書類の発送などの実費が必要だった頃の名残であり、現在ではインスタグラムやLINE、Xなどのインターネット広告費用の財源となっています。
こうして記事を書いていても腹が立ちますが、なぜ、留学するのにお金がかかる留学生にEメールなどで通信費もかからない今、手続き費用を請求するのでしょうか。また、これはWebマーケティング担当としての主観ですが、インターネット広告で集客したい気持ちは分かりますが、実は留学については費用対効果が悪いです。こうした「無駄」を押し付ける手続き費用を、留学生が支払う必要は一切ありません。
ケアが充実している、海外オフィスがあるなどと主張する留学エージェントもあるものの、いざ申込手続きをすると学校情報を満足に伝えてこないことも少なくないようです。また、実際に留学すると分かるのですが、「海外オフィス」に出向く留学生はほとんどおらず、実際に出向いて相談しても「まずは自分で考えよう」と突き放されるケースもあります。
それからもう1つ、本来なら当たり前の「手続き費用無料」をうたいながら、実は学校費用の換算レートに「自社独自レート」なるものを採用する留学エージェントにも注意が必要です。実際の海外送金レートに対し、5円から10円の上乗せをし、請求する留学エージェントが実はかなり多いです。「5円10円ならいいけど」と思われるかもしれませんが、もしお支払いが1万ユーロなら、5万円、10万円の差額です。留学エージェントに見積もりを請求したら、必ず、外貨レートに着目し、上乗せされていないか、確認することを強くおすすめします。
留学費用が安い英語圏の6か国それぞれの特徴を紹介します
前振りが長くなってしまいましたが、ここからが本題です。留学費用が安い6つの国、それぞれの特徴について解説します。
自分の目的に合った国がどこなのかを知る基本情報となっているので、気になる国の情報をチェックしてみてくださいね。
フィリピン留学は格安留学の代名詞
格安留学の代名詞、フィリピン留学は学校費用、渡航費用ともに安く、リゾート地であるセブ島・マクタン空港までは直行便なら約6時間で行くことができます。
12月から5月までの過ごしやすい乾季、6月から11月の雨が多い雨季に分かれているものの、1年を通じて気温が高いため、寒いのが苦手な人におすすめな留学先です。
フィリピン留学の特徴は大きく分けて2つ、マンツーマン英語レッスンと食事付きの学生寮滞在です。
朗らかで優しいフィリピン人講師が留学生と1対1、マンツーマンで英語を教えてくれるのはフィリピン留学最大のメリットと言えます。他の英語圏でもマンツーマン英語レッスンは受講できますが、費用は通常の英語レッスンの数倍になります。
また、滞在先の多くは学校敷地内にある学生寮、個室から複数名の相部屋となっており、ホームステイのようにホストファミリーに対し気を遣う必要がありまません。さらに、食事も1日3食、ビュッフェタイプで提供されるので非常に便利です。昔は味に難がありましたが、今は改善され、不満も減っています。
一方で、フィリピン留学に参加すると日本人、または韓国人の圧倒的な多さに驚かされます。また、平日は朝から晩まで学校敷地内でひたすら英語の勉強(スパルタ英語とも呼ばれています)になりますが、言い方を変えるとあまり外出する機会がありません。週末になると、タクシーやジプニーなどを利用して巨大モールに出かけ、ショッピングや食事を楽しむことができますが、英語のクセが強いだけでなく、通じないこともあります。さらに、フィリピン留学は治安面の不安が大きいのもデメリットと言えます。
もう1点、これは私自身のフィリピン留学経験に基づく情報ですが、学生寮のエアコンは使った分だけ電気代を支払うことになります。フィリピンは電気代が高く、暑がりな人はかなりの電気代を支払うことになるので注意が必要です。
これらの理由から、英語力が初級レベルだったり、ネイティブの英語スピーカーと話すのが怖かったりする人、また寒いのは苦手だけど暑さは問題ない人に費用が安いフィリピン留学はおすすめです。逆に、中級以上の英語力がある方や暑がりな方にはフィリピン留学は向いていません。
語学留学だけでなくカレッジや大学進学も人気のカナダ留学
英語留学で日本人に根強い人気があるのが、カナダ留学です。特にカナダの西の玄関口、バンクーバーに留学する日本人は非常に多く、語学留学やカレッジ、大学などへの進学留学、さらに高校留学でも人気が高いです。カナダでは他にも、最大都市トロントや第2の都市であるモントリオールなども留学先として人気があります。
カナダ留学の特徴は、教育の質の高さです。
カレッジや大学で英語コースに参加する場合は、語学力が不要ですが、単位を取得するメインコースに参加しようとする場合、非常に高い英語力(TOEFLiBT80以上、これは英検1級以上の語学力です)が必要です。語学の壁が高い分、教育の質も高く、プログラムによってはCo-opと呼ばれる就労によって単位が得られるものも用意されており、お金を稼ぎながら海外就労経験を積むことができます。
また、カナダは最長6ヶ月まで語学留学でも学生ビザを申請する必要がありません。面倒な手続きをせず、長期留学ができるのはカナダ留学のメリットです。
ただ、バンクーバーやトロントなどでは滞在費用が非常に高く、学校費用を安く抑えることができても生活費が高くなります。滞在方法としてホームステイと学生寮を選べるものの、学生寮だとホームステイの倍近い金額が必要です。移民の国であるカナダのホストファミリーは、カナダ国籍を有しているアジア系の方も多く、コミュニケーションや食事の質でトラブルが起こることもあります。
費用が安いカナダ留学がおすすめなのは、中級以上の英語力があり、将来、海外で働きたいなどの目標がある方です。語学学校では初級レベルのコースも提供しているものの、日本人の場合、文法基礎などが退屈過ぎたり、クラスメイトにアジア人が集中してしまう可能性があることを覚えておきましょう。
ワーホリで人気のオーストラリア留学
北半球の日本とは逆、南半球にあるオーストラリア留学は、語学留学だけでなくワーホリで渡航する方も多い国です。また、日本での日本での認知はあまり高くありませんが、グループオブエイト(Groupe of Eight)と呼ばれる名門大学があり、教育の質が高い国でもあります。
オーストラリア留学の魅力は、語学留学で取得した学生ビザでもアルバイトができることです。
シドニーやメルボルンといったオーストラリアの大都市は、生活費が非常に高く、学校費用が安くても、滞在費用の高さに泣かされることが少なくありません。そのため、語学留学でもアルバイトができるのは大きなメリットになります。すでにご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、オーストラリアの時給は非常に高く、日本の数倍のお金を短時間で稼ぐことができます。
ただし、日本でも同じことが言えますが、語学力がなければ仕事は見つかりません。新型コロナウイルス前までは、英語力がなくても農園でのフルーツピッキングなら見つかる、という話もありましたが、今は他の国からの人材が増え、見つけにくくなっているようです。
ワーホリで「若いうちに世界を見ておきたい」とオーストラリアを目指し、留学エージェントに相談すると「行けばなんとかなる」と言われて渡航したものの、仕事が見つからず生活費に困っている様子をインターネットやテレビニュースで見かけた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
オーストラリア留学も学校費用は安いですが、やはり英語力は中級以上はあった方が良いです。また、アルバイト探しは自分から、積極的に英語で自己表現できる人でないと難しいことを理解しておいてください。
自然豊かなニュージーランド留学
オーストラリアから少し東へ進んだ国、自然豊かなニュージーランドも学校費用が安いです。
キウィと呼ばれるニュージーランド人は、優しい人が多く、ネイティブと話すことに慣れていない日本人に向いている英語圏の留学先と言えます。ニュージーランドも語学留学でアルバイトができる国であり、オーストラリアほどではないものの、やはり時給が高く、高い生活費をカバーすることができます。
ただ、やはりアルバイト探しには英語力が必要であること、それから自然が好きな方にはおすすめの国ですが、都市生活でなければ嫌!という方にはおすすめできません。
また、ニュージーランドは治安が良く気候も穏やかな反面、日本と同じく地震の多い国であり、南島クライストチャーチでは2011年に大地震が発生、歴史的建造物が崩壊するなどの事故がありました。
ニュージーランド留学は、大自然に囲まれながらゆっくり英語を勉強したい方におすすめですが、予測できない地震などの自然災害がどうしても心配、という方は避けた方が良い国です。
アイルランドは長期語学留学で学生ビザを取ればアルバイト可能
イギリス・グレートブリテン島の西に浮かぶアイルランド島は、その位置から冬が極寒なのでは?と思われがちですが、実は東京の冬とそんなに違いがありません。むしろ夏は涼しくて過ごしやすいため、暑がりな方におすすめの留学先です。
アイルランドも学生ビザでアルバイトができる国です。さらに、アイルランドの学生ビザは渡航前に申請する必要がなく、渡航後に手続きをすればOKなのでごちゃごちゃした事前準備が必要ありません。時給はオセアニアほど高くはないものの、生活費の足しとしては十分です。
これまで紹介してきたフィリピンやカナダ、オーストラリア、ニュージーランドと比べると、アイルランド留学のメリットとして圧倒的な日本人比率の低さが挙げられます。また、実際にダブリンで迷子になった私が恥を覚悟で書きますが、アイルランド人のみなさんは本当に親切です。ヨーロッパで生活した経験のある私にとって、困った顔をしているとすぐ声をかけてくれ、何か尋ねると笑顔で答えてくれるアイルランド人の優しさは心を打ちます。
アイルランド留学も学校費用は安いのですが、日本人留学生が少ないことを考えると、やはりある程度の英語力は必要です。また、中長期間のアイルランド留学を考える場合は、ある程度の生活費を用意しておいた方が良いでしょう。
ヨーロッパのリゾート地で英語を学ぶマルタ留学の特徴とは?
最後に、学校費用も生活費も安い、ヨーロッパのリゾート地で英語を学べるマルタ留学の特徴を紹介します。
マルタは、ヨーロッパにある国の中で英語を公用語としている数少ない国の1つであり、アイルランド同様、日本人比率が非常に低い国です。学校費用だけでなく、生活費も安いため、総合的な留学費用を抑えられるメリットがあります。また、地中海性気候であるため穏やかなで過ごしやすく、ヨーロッパでも治安が良い国として知られています。
実は学生ビザを取得すると、マルタでもアルバイトができます。しかし、時給が低い(日本より低いです)ため、就労経験を希望する方以外にはおすすめできません。また、マルタ島は東京23区の半分しかないほど狭く、目的なく中長期留学先に選ぶと間違いなく飽きます。
そのため、マルタ留学は中級くらいの英語力を持ち、日本人が少ない環境で海外大学進学に必要な語学力を身に着けたいなどの明確な目的を持つ方におすすめの留学先と言えます。
ここまで、留学費用が安い6つの国の特徴を列挙しました。もし、「安い費用で留学したいと思っているけど、どの国を選べば良いか、本当に迷っている」なら、ぜひ一度、お気軽にマルタ留学丸わかり!までご相談ください。
安い留学費用をさらに抑える5つのコツ
自分が本当に行きたい、留学費用の安い国を見つけたら、次はさらに費用を抑える5つのコツを知っておきましょう。
これでさらなに安く海外留学に行ける可能性が高くなります。
早めに留学の計画を立てて手続きを進める
1つ目の留学費用を安く抑えるコツは、早めに留学の計画を立てて手続きを進めることです。
「留学エージェントに問い合わせをしたら、何度も「早く手続きをしろ」と連絡がきて困った」こと、ありませんか?留学エージェントは、早く契約したい気持ちもあるものの、実はできるだけ費用を抑えるために連絡をしている可能性もあります。
では、なぜ早めに留学の手続きを進めるべきなのか、それは国際航空券を安く購入できる可能性があるためです。
留学費用の中で2番目に大きな国際航空券の費用ですが、出発時期が近くなるほど割高なチケットが多くなります。逆に、出発まで時間があれば、格安航空券を購入できる可能性が高くなります。
中長期留学の場合、学生ビザ申請が必要ですが、国によってはビザが発給されてからでなければ、航空券の購入が難しい国もあるため、留学計画は出来る限り早めに進めた方がメリットが多いです。
留学時期を選ぶ
2つ目のコツは、留学時期を選ぶことです。
全ての国を通じて言えることですが、日本の夏休みに該当する7月後半から8月半ばまでは、学校費用に夏季追加費用が発生したり、国際航空券が1年で一番高い時期だったりします。
また、オーストラリアやニュージーランドは2月から3月がピーク時期になるので、これらの時期への渡航ではなく、時期をずらすことで国際航空券が安くなります。
北半球の国は、夏休みが留学のベストシーズンではあるものの、費用を優先する場合は、春休み留学に切り替えることで費用を抑えることができます。
滞在先選びを慎重に行う
3つ目の費用を抑えるコツは、滞在先選びを慎重に行うことです。
留学中の滞在先には、ホームステイまたは学生寮などの選択肢があります。ホームステイだとホストファミリーに気を遣いながら生活をしなければならないため、できれば学生寮を選びたいという方が多いのですが、国によっては学生寮を選ぶと費用が高くなります。
また、フィリピンの学生寮だと個室利用から複数人の相部屋利用まで選択できますが、個室だと高く、相部屋で人数が増えるほど安くなります。費用を抑えるなら人数の多い英部屋を選ぶと良いです。
ただし、ルームメイトが夜遅くまで音楽を鳴らしたり、エアコンを使うと寒い!とクレームが出ることもあるので、自分に合った部屋選びが重要であることを付け加えておきます。
キャンペーンを利用する
4つ目は、キャンペーンを利用することです。
語学学校の中には、不定期で割引キャンペーンを出すところがあります。このキャンペーンでは、英語レッスン費用や滞在費用がが1割から2割安くなるため、見逃す手はありません。
マルタ留学丸わかり!でも、学校キャンペーンについては別ページで紹介していますので、ぜひご覧ください。
奨学金を調べてみる
5つ目は、奨学金を調べてみることです。
海外留学の中には、奨学金を利用できるものがあります。奨学金には、返済義務のない給付型と、後から返済していく貸付型の2種類があります。
お金がないから奨学金でなんとか留学に行きたい、その気持ちは痛いほど分かるのですが、いずれの奨学金でも利用には厳しい条件があるものが多いです。
特に、語学留学の場合、奨学金は非常に少ないのが実情です。とはいえ、暮らしている地域の自治体などで語学留学であっても奨学金を出してくれるところもあるようなので、調べてみましょう。
留学費用が安い英語圏の中でマルタが気になる方へ
留学費用が安い英語圏の国にも、それぞれ特徴があり、どんな人が向いているかについて簡単に解説しました。
マルタも留学費用が安い国の1つであり、短期、長期のどちらの留学でも人気が高いです。マルタ留学がおすすめなのはズバリ、「穏やかな環境で目的に向かい、勉強に集中したい人」です。
ただ、このページをご覧いただいた方の中には、マルタだけでなく、他の国への留学が気になる方もいらっしゃるはず。
マルタ留学丸わかり!は、マルタ留学を紹介する留学エージェントですが、マルタ留学をごり押しする留学エージェントではありません。また、「国専門」留学エージェントでありがちな、マルタ留学「しか」説明できない留学エージェントでもありません。
留学業界10年以上、英語圏の語学留学から海外大学進学、高校留学まで案内をしてきたプロフェッショナルなカウンセラーが、ご希望に沿ったプログラムを見つけ、提案をさせていただきます。
ご相談やカウンセリングだけでなく、学校手続きや長期留学に必要なビザ申請サポート、渡航後の現地サポートまで完全無料のマルタ留学丸わかり!にぜひ、一度、ご相談ください。
この記事を書いた人

- 日本でも地中海に浮かぶリゾート地、マルタ共和国は英語留学先として知られるようになりました。マルタ留学丸わかり!では、留学業界での経験10年以上のスタッフが、マルタ留学に関するさまざまな最新情報を発信し続けます。語学留学だけでなく、海外大学進学や高校留学についても詳しいプロが最適なマルタ留学プランをご提案いたします。
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